2016年12月26日月曜日

チャリンコツアー 北へ行く(2)

今日は天気いまいちですが、一泊したついでに一路いわき駅を目指します。ついでとは言っても次に繋げる為に絶対に行かなければならないのですが。

磯原駅前の童謡からくり時計
多分切れのいい時間に上の扉が開いてポンポコリンみたいなステージが展開されるのでしょうが、道中長いのでパスです。

福島入りました。国道から見る風景はのどかとしか言いようがありません。
大型トラックが絶える事のない国道6号線は決して気を抜く事ができませんが、なんとか無事にいわき駅に着きました。
ここから先は帰りの電車もままならないので改めて別の機会に仙台まで行くことにします。あれもゆっくり見たいし、復興状況もね。。

2016年12月25日日曜日

チャリンコツアー 北へ行く

かなり前になるけれどフェリーで房総に渡って鴨川・勝浦・銚子などを巡って潮来までチャリで来ていたのだ。南へのツアーは亀山で止まっているし、チャリでの足跡をなんとか延ばしたいと思っていたが、ネットでの筑波山のチャリ記事が面白そうだったので、つくばスタートで北にルートをとることにした。

エクスプレスでつくばに着き、のんびりと筑波山方面を目指します。



平沢官衛遺跡

つくばの北側にある遺跡です。向こうに筑波山がちょっと見えます。ここから筑波山神社を目指します。


筑波山神社

ネットでは遺跡から一直線に登る急な傾斜であえなくダウン、チャリを押して登る!とある。
ならばやってやろうじゃんって挑んだのだけれど傾斜の落ちる15m手前でやっぱりダウン。年ですナ~。


真壁の古い街並み

確かネットで日本の古い街並みを検索すると出てきます。町全体が歴史的保存地区に指定されていますが、なんとなく『おしい!』という感じ。古い建物やお屋敷はあるものの道路が区画整理されて直線的になり、絵にならん。ん~オシイ!


真壁からは旧筑波鉄道跡に作られたリンリンロードという自転車道を走ります。
南の土浦から北は水戸線の羽黒駅まで幅の広いサイクリングロードが続いています。田んぼと低山の森が見所です。癒されるナ~。

水戸に着きました。今日は25日、まだクリスマス真っ最中の水戸で旧知の山中間と昔話やら近況を語り合い酒を酌み交わします。

2016年12月16日金曜日

ジジイ軍団集まる

夜勤明けですが、最近噂になっている海老名のクライミングジム:Ledgeへ。

昼過ぎに着きましたが開店時間からいくらも経っていないのにすでに大御所が集まっております。
ご存じKボ田爺、Kミ島爺、Oオ庭爺・・・仲間にいれてちょ。

新しいジムなので綺麗。
ボルだー壁はとても広く、今日は触りませんでしたが楽しめそうです。
ルート壁は低いです。
それぞれ登ルートがホールドの色で分けられており、基本は手足限定の課題が多く初心者の方にはちょっと辛いかナ?

天井が低いので長いルートが作りにくくなっていますね。
だからそれなりのルートは思いっきり傾斜を付けた壁に設定されています。
傾斜を付けた壁は立体的に交差し・・だからルートによっては上部で交錯することになり登る前に注意して確認しないと途中で降りてくるか、場合によっては墜落したクライマーと接触するかも・・。
要注意ですね。

それなりに工夫はしてあって自分クラスには問題なく楽しめます ・・が。
今の所、ルートの数が少ないです。
そして自分の登るグレードと傾斜の壁が限られます。
ルートが少ないので登ってしまうと次に登る課題が登れない課題だけになってしまいます。
今の所、ビギナーに楽しんで登ってもらって・・という初心者目線に欠けている気がします。
時間が経てば工夫をしてルートを増やしてくれると思いますので、また気分転換に登りに行きましょう。
駐車場が広いので平日は困ることはなさそうです。ただし休日は一杯かな?



2016年12月12日月曜日

早朝ツーリング

彼が来た。
待っていた。

ちょっとバレ始めたので・・公開。

はい、今朝のツーリングで逗子マリーナへ。。 ・・暗すぎ。

で、葉山マリーナへ。。






前回のチャレンジ失敗から再度の検索を掛けて・・やっと見つけましたそれなりの車体を。

公開当日に見積もり依頼をし、夜勤明けで見に行って即決、その場で契約。
栃木県小山市からやって来た相棒は予想以上に綺麗です。
約20年前の古いな車体ですが、当時の新車で採用されていたデザインに逆行するイギリスのバイカーに愛されたカフェレーサー風の車体は実際あまり流行らず、2年ほど生産された後、静かに消えていった・・。

知られざる名車・・かな?





ちょっと若くなっちゃったけど・・ミッドフィルダー香川真司。 ガンバ!

2016年12月7日水曜日

一回り記念

見た目キレイな愛車もカウンターはグルリと一回りして新車状態。
見掛けとは裏腹に内部の駆動系は相当へたりを生じているはず。
当初は一回りしたら売り払っちゃおうと思っていたが次第に愛着も増してきてこのまま乗り続けようという気になってきた。これだけレトロでキレイなバイクも今後手に入れる事は出来ないだろうし。。 で、馴染みのバイク屋さんにピットインです。新車並みにキレイにしてもらえよ~!

2016年12月5日月曜日

一升餅


孫が来た。

今日は孫の1歳のお祝いをするのだと・・。

最近の若者は子供の行事に対してすごーく敏感なようだ。
親の自分たちも子にしてやらなかったような行事をネットで検索しては次から次へとそれを実行していく。
少子化が進んでいるが、最近の若者は親の我々以上に子供を大事にしているのかも。

それで今日はまだつかまり立ちしかできない孫娘に一升餅を背負わせて歩かせるのだとか・・。

背負わされる方にとってはこれほど迷惑なことはないかもしれない。
まだ何をされているかもわからないし、背負わせるとはいっても逆に吊るされているような状態で、半強制的に歩かされるという親の身勝手に付き合わされているのだから・・。

子育てはお任せだが、それでも誕生から1年を経たことへ・・感謝だな。。



画塾も次の第三クールまでしばらく暇なので、すこし遊びというか自由研究的にすごすことにする。
で、絵の下地を工夫し、ネットで探した仏像の写真をそれぞれに描いてみた。



上は段ボールにアクリルジェッソをローラーで塗りたくってみた。
ローラーなので下地の面に小さな波が立っているのだがその波が小さすぎる。
点描的に描いたがどうしても筆跡が気になるし、すこし気持ち悪るいか。



おなじアクリルジェッソを塗った後、半乾きの時に画面を傷だらけにしてみた。
まぁそれなりだけど傷をつけるという手の動きが一様のランダムにならず、面倒な割に不自然さが残る。



ジェッソにコーヒーを飲んだあとの粉を混ぜてみた。
凹凸が大きくて最初これはだめだと思ったんだが、描きにくさはあるもののランダムという意味合いではなんとなく一様だし、絵としても逆に不自然ではない。

しかし結論は出せんな。

あー暇~っ。つぎ何をしようかな~っ。。

2016年11月30日水曜日

つぶやき 3

いつか見た映像。

イギリスはロンドンの北西にある小さな村。
まだ夜も明けきらぬ中、初老の男性が昨晩磨き上げたご自慢の愛車を道路に押し出した。
道は昨晩降った雨に濡れている。
周辺に灯りはともらず、まだ住民は寝静まっている。
ゆっくりと人気のない公園の近くまでバイクを押していくと、ヘルメットをかぶりエンジンをふかす。

彼は周囲に気遣うようにして静かに発進する。
通りに面した窓辺には花々が置かれ、暗い中にも古い町らしい華やかなおもむきがある。
そんな町の通りをゆっくりと進み、やがて町はずれから麦畑の広々とした空間が現れる。

スロットルを上げる。
道は緩やかに曲がりくねり、やがて広く気持ち良いイギリス西海岸沿いの舗装道路に入る。
東側の空はいまだに黒々とした雲に覆われているが西側は雲が切れ、今日の好天を予感させてくれる。
道はあくまでもゆるく上下し、そして緩やかにカーブし、乱れることのない風を切りながら彼の愛車は進んでいく。耳に聞こえるのは風を切る音と4ストロークの心地よいエギゾーストノート・・。

彼の週末の楽しみはほんの2時間ほどのライディングから始まる。
そして帰宅した彼はストーブの前でゆっくりとコーヒーをすする。


な~んてね。憧れちゃいますヨ。まぁそういうジェネレーションなんだなぁ俺も・・。


フィレンツェの路地で見たドカティ・スクランブラー

久しぶりに新潟に帰省した。
1人暮らしの母親の面倒を見てくれている姉から、困りごとやら愚痴やらを聞くことも大事だし、日に日に衰えを見せる母親の変化も記憶しておく必要があるから。

家の周囲も高齢化が進んでいる。
自分が子供のころは周りに一杯子供がおり、朝になればワイワイガヤガヤと学校へ通ったものだ。
しかし、子育てを終え、子は巣立ち、今や老人しかいない寂しい町になってしまった。
すでに空き家も目立ち、人の出入りがあると思えばデイサービスへの行き来くらい。

健康でいることは素晴らしい。が、皆いずれ歳をとり、体は弱る。
いずれ訪れる終末をどういう風に迎えるか。
それを考える時が迫っているような気がする。

2016年11月25日金曜日

サビーッ!

昨日は極寒のジェイ。
行った当初は気温3℃。
お客さんもボルダラー1人と自分。
ほどなくSナエちゃんも来たが、ボルダラーは寒さに耐えかね帰ってしまい二人だけ・・。

ストーブが付いているが、それにより気温4℃に上昇するも、とにかく動かないと耐えられない寒さ。
Mママ課題ルーフ 「ピンク赤/12bc」 は4×終了点落ち・・残念。
Sナエちゃんは次々に目標をクリアーするもとにかく寒さが最大の敵。
何かお持ち帰りしたいと右うすかぶり壁の赤△12Cを2RP・・ホッ。

ストーブはついているが、とにかく動いていないと寒さに勝てない。とは言っても登ればパートナーはビレーでストーブから離れてしまう・・寒くなる。で、次に交代して登る・・温まった体はすぐに凍りつく・・という悪循環ともいえる寒さのスパイラル・・。
夕方ちかくなり、そんな中にHクト君がやって来た・・この寒い中、ジェイに来るなんて。。フッ・・ばかめ・・。
雪が止むと寒さのスパイラルは一段落、とは言っても5℃。。つらいナァ。。。



今日のデッサンは・・誰っ?て・・イオンののびるっちパンツ、といえばあぁあの子。と思い浮かぶ人も。
天才空手少女 高野万優(まひろ)ちゃん。
新潟県出身の9歳?もう10歳かな?
Uチューブ見てください。とにかくかわゆいんですが、動画で見るとあの声でもうおじさんひっくりかえってしまいます。心臓グサッ・・やられたぁ・・。
東京オリンピックのアンバサダーになったとか。アンバxx?xってなに?・・大使ってことらしいです。なにしろ年齢制限でオリンピック自体にはでれないのでしょう、でもこれからです。ガンバです!

2016年11月23日水曜日

行くなよー!

行ってきた。
今日から月末まで実施される好日山荘のアウトレットフェア。
場所は藤沢駅前のさいか屋7F、催し物会場。



その手の趣味は長いから、新しく買うものなど無いといえばナイのだが・・雨具など今使っているものでへたりのきた物に代えることができるような掘り出し物があればと思って・・。
しかし、アウトレットとはいえ、言ってみれば売れない高額商品を割引とは言ってもたかが4割引きで叩き売ろうって感じの、いわゆる持ってけドロボーを叫ぶ押し売り的脅迫販売。
ささっと見て、高け~買えね~買いたくね~!

行くなよ~!
   行くなよ~!
      押すなよ~!

2016年11月22日火曜日

つぶやき 2

マニアックな話しではないけれど、日本にも伝説的なバイクが作られた華やかな時代があったよね。
スズキのKATANA、カワサキのZⅡやNinjya、ホンダのCBxxFourやNSR、そしてヤマハのナナハンキラーRZ。
それらのすべてに惹かれたわけじゃないけれど、80~90年代のバイクで自分の体に合った小ぶりのバイクは気になる存在だった。
でも当時は他のに乗っていたし、次から次へと乗り換える趣味も余裕もなく時間だけが過ぎて今に至っている。

あの通勤途中で見た黄色いバイクが何かってことは分かっていた。
ネットで中古バイクを検索するとゾロゾロと懐かしい画像が現れた。その中に例のバイクも。標準はシルバーメタリックだが黄色もあるし赤や黒も。でも実際そのバイクは当時あまり売れなかった車種だ。発売から20年以上もたって品数は少なく、状態の良い物は期待出来なかった。

休日を2日かけてネットで調べたバイク屋さんを回った。
横浜、川崎、東京、埼玉。そして、走行距離の少ない車体に決めた。
2週間程して整備が出来たとの連絡を受けてウキウキとそのバイク屋さんに向かった。
バイクはすでに道路に出してあり、一通りの説明を受けたあと、ハンドルバーにナビを付けて、さて出発!とキーを回そうとしたが・・・回らない。。何かロックでもあるのか回し方が悪いのかとしばらくいじっていたがいかんともしがたい。

やり方が悪いのだろうとバイク屋さんに聞きにいくと、どうやらキーシリンダーに馴染みが出ているとのことで、キーの倒れが無いように・・とのこと。しかし、合わせが微妙で回せない。オイオイこれってまずいんじゃねえ?このキーで燃料タンクは開くのかよ。と確認してもらうと慌てた店員さんが外した蓋をタンクにぶつけて大事な塗装を傷を付けてしまいました。

結局、その場で車体の引き取りを中止し、その後この話もなくなってしまいました。
まぁ、天がもう乗るなって言ってるのかな?ちょっと夢をみていたのかも知れない、そんな気持ちにさせる一件だった。

    ・・・つづく。。



画塾の第二クールも昨日で授業が終わった。
最終日の授業は・・動物を描く。
実際に生きている動物をその場で描くことが授業の目的で、動いているからこその躍動感と描きにくさがあるし、写真に撮ってしまうとそれは瞬間的には正しくそのものを写してはいるのだけれど、ある意味では動きが封じられているように見える。だからこそ動いているものを描けば実際にはありえないようなポーズの印象を受けて描いてしまうことがある・・と言うことらしい。

で、ハトとウサギが今回のモデルさん。
最初はハトが後ろを向いてくれました。ただオイラを意識してか気になって仕方がなく、後ろをチラ見している場面。
つぎは後ろ向きで半立ちするウサギさん。ピーターラビットのように。
そして疲れたハトが右ハネを下にして体重をかけて休んでいる場面。我々もストレッチでよくやります。
最後はお尻がかゆくて口でモグモクしたウサギさん。

場面はすべて2秒~10秒くらいですから止まっているとはいえ注意深く観察する時間はほとんどなく、ただ場面の印象で描いていますのでまったくのヘタウマ・・ではなくヘタヘタ。
第三クールの授業も楽しみです。



2016年11月19日土曜日

日が短くなった

夜勤明け。明日は天気が悪い。
では、今日のうちにひとっ走りと、三浦半島へツーリングへ。

三浦半島南端の高峰 岩堂山の頂上から海を見る

三浦の野菜畑から岩堂山を望む

金田湾付近で見つけた電気自動車 イイネ!

観音崎

三浦半島を反時計まわりで。ゆっくりとペダルをこいでいると時間を忘れます。
結局お昼に出発したものの帰宅は暗くなった6時半。
日が短くなって5時を回るともう真っ暗になってしまいます。
横須賀を過ぎ、田浦辺りまでの16号はトンネルが多く、車にせかされるように走らなければならないのが辛い。ここでダンプでも来たらもう心臓止まります。
まぁダンプ怖ぇ~なんて言っていたらチャリのれませんが。。

2016年11月17日木曜日

つぶやき 1

自転車で通勤している途中に気を緩めると止りたくなる程のなとても急な坂があって、そこを何とか登り切るのが一日の仕事の始まりである。
毎日毎日その坂を登る。それを繰り返していたある日、坂の途中のあるお宅の前に黄色いバイクが止まっている事に気が付いた。

以前は自分もバイク派であった。しかし、最初のバイクを十数年乗り潰した後は、加齢もあって風雨でも乗り続けるという気持ちが萎えてきてどんどんと排気量が小さくなり、今は50ccのスクーターである。(通勤はあくまで自転車であるが・・)

今のスクーターに不満がある訳ではない。
しかし、バイクに興味がない訳ではないが、大きなバイクに対する日本での環境はあまりにも厳しい。
車検制度、車検料金、駐車場問題、保険料・・。。
所有する事によほどの優越感でも見い出せなければとても維持出来るものではないし、所有してもサビと盗難の恐怖に戦い続けなければならないと言うまんじりともしない状況にさいなまれてしまうのだ。
だから、そんな考えもあってもう125ccを超えることはないな、と自分に言い聞かせていたのだった。
そんな考えを通勤途中に見た黄色いバイクが打ち砕いた。
若かった頃の気持ちに引き戻してくれたと言ってもいいかもしれない。
ジェイの友達とバイクの話をすることの楽しい時間がなかったらそんな気になることも無かったかもしれないが。。
もう一度見てみたいなという気持ちがあったが、しかしそれ以来その黄色いバイクを見ることはなくなってしまった。

きっとたまたまそこへ訪れたお客さんかもしれない。
残念な気持ちと共に、そのバイクへの興味も高まっていった。 、、、つづく。


夕暮れの大船観音:F20 油画

画塾の授業、モネのルーアン大聖堂にならって大船観音を描く。
自分の今の描き方から一旦離れてモネのルーアン大聖堂を観察するとそこから色々なことを学ぶことになる。
圧倒的に大きな大聖堂には手前の地上付近から遠く離れた大聖堂の塔のてっぺんまで大気、空気というか雰囲気というかなんか分厚いものが目の前にあって、それが水の中で物を見るようなモノトーン的な距離感を感じさせるのと共に、絵を支配するそのモノトーンの2・3色の色があることに気付かされる。
モネは同じ場所から33枚もの大聖堂の絵を時間を変えて描いている。共通するのは時間と共に変化する空と太陽が作り出す支配的な色の変化を、寸分違わぬ同じ構図で描いていることだ。
そのモネの大聖堂の絵から光と時間と大気が織りなす絶妙な色バランスを学ぶことが出来ただろうか。

で、大船観音である。
大きいがルーアン大聖堂程ではない。
がしかし、講師の先生がそれを選んだのには訳があるに違いない、と今までの描き方を捨ててモネをマネしてみることにした。
よし、挑戦だ。失敗してもいいと思った。

もちろんそこそこ大きいとはいえ大船観音はモネが描いたルーアン大聖堂ほどに高度感はでないし、大きいという雰囲気も感じられないかもしれない。
しかし自分としては暮れゆく陽光を受けた大船観音がこんな風になるのではないかという想像も込めて描くことにチャレンジできたことがとても良い体験であったと思っている。

先日、ハマ展から絵を搬出してきたが、根岸線で大船に近づくと遠くのうちから見えてくる大船観音の輪郭は空の色と同化してぼやけ、よほど目が良くなければ見落としてしまいそうなくらいあいまいになっていることに気が付いた。そこにはまさにモネの絵に共通する大気の距離感があった。


絵の元としてインターネットから拾った観音様の写真

2016年11月7日月曜日

1点だけだった

いや~すこしブログを休んでしまいました。
大人気なくいろいろ無駄なことを考えてしまって、休みもそれでウロウロとしておりました。
まぁ、結果はそのうちに公表するかもしれませんが。。


今、横浜の桜木町で開催されているハマ展。
その公募展に2点の作品を応募したのだが、結果は1点のみ入選で他の1点は搬出しろとの通知が来てしまった。
あらら1点だけかぁ。と残念な気持ちもあったが、搬出も兼ねてハマ展を見て理由が分かった。
つまり、応募数が半端なく多いため、結果一人1点ということになっているらしい。実際、ほとんどの人が2点応募した中の1点のみ掲示されていたから、1点でも入選したことは幸運として理解したほうが良さそうだ。・・搬出の時に肩を落として2点とも持ち帰る人もいたし・・。

ハマ展を見たが、その作品のレベルの高さに驚いた。
いつも見慣れた『単なる絵』だけでなく、いわゆる『飾って安心する絵』や『これぞまさしく絵』なるものがぞくぞくと・・。百聞は一見にしかず、である。
ハマ展を見て、自分の絵の薄っぺらさに恥ずかしさも覚える展覧会だった。


帰りに桜木町駅の北側に妙な自転車置き場を見つけた。
はて、これは?


どうやらインターネットなどの簡単な登録で利用できるコミュニティサイクルで、『ベイバイク』とか言うレンタルバイクのシステムらしい。
横浜駅やみなとみらいなどの周辺にこのようなバイシクルポートがたくさんあって、登録したクレジットカードですぐに利用できる。
30分/150(税抜)円から 1ヶ月/2,000円(税抜) というから横浜へ行く頻度の高い人なら利用価値があるかもネ。



さて、リオのデッサンシリーズ最後は・・

この人なくしてリオオリンピックは語れません。 はい、陸上のボルト選手。。
ではなくて、陸上の最後を飾る400mリレーのメンバー達。


  1走:山縣亮太

  2走:飯塚翔太

  3走:桐生祥秀

  4走:ケンブリッジ飛鳥

いろいろ報道されていますからその偉業を語ることはしませんが、、、この写真。ただこの1枚の写真が物語るもの・・それが素晴らしくて、デッサンしてみました。

アンカー勝負で横並びとなったケンブリッジ飛鳥とウサイン・ボルト。

ほんの一瞬ですが、ケンブリッジの加速の速さにボルトが驚いた瞬間、とでもいうのでしょうか、『ウッ!・・』とおもったか『ゲッ、早ぃぇえ!』とおもったかは不明です。

楽勝だとたかをくくっていたのかもしれません、がケンブリッジの全開モードを見たボルトは次の瞬間一気に加速して・・。


リオでの日本選手の活躍は、我々そして若者や子供たちにスポーツの素晴らしさを教えてくれました。

あ・り・が・と・う。

そして次は日本で お・も・て・な・し・・・。


2016年10月29日土曜日

しろうと判断

定年の時に労金から頂いた血圧計。これが実に役に立つ。

スマホやタブレットの機能の中にNFCという普段使わない通信機能があって、これがOムロンの血圧計のデータを吸い上げてくれる。

アプリを立ち上げてスマホに血圧計を近づけると、あっという間にデータを吸い上げてグラフにしてくれる。

しばらくこれを使っていて自分の血圧の傾向が分かってきた。



スポーツはそれなりにするが、自分はスポーツ心臓というほどのの持ち主ではない。

しかし、心拍数が低い。

朝は50を切ることもあって、このようなときに血圧を計ると・・高い。

ある程度体を動かして心拍数を上げれば・・それなりの血圧に下がる。

という傾向が見えてきた。

結局は安静にして心拍数を下げてしまうと、逆に必要とする血液量を送り出すために血圧が上がってしまうのだろうという結論に達したのだ。 (はい、しろうと判断です)

で、試しに少しお酒を飲んで・・で、そろそろ計ってみる・・おおっ!正常値!

な~んだ、そういうことだったのかぁ・・次の血圧測定ではこうすれば下がる!という戦法がなんとなく見えてきたゾー! (オイオイ、いいのか?)



最近お茶生活にハマっている。
生活習慣病を治すには、体にやさしい生活習慣を身に着けるに限る。
で、コーヒーやお茶をおいしく飲むために専用のポットやらキッチン温度計を購入してお茶やコーヒーを飲むようにしたら・・なんと・・(きたない話ですが)お通じが・・良い。

晩酌をするとどうしても冷たい飲み物で翌日の腹具合が悪かったのが、最近は晩酌を控えたことと、さらにお茶など薬学的な効果もあってか実に・・良い。

続けるべし!



この人なくしてリオは語れません。 (そろそろシリーズ化していますが・・)

水谷隼

ロンドンで敗れ、ロシアに渡り、中国人コーチを雇い、勝つために血のにじむような努力をしてきた。
『今日負けたら、一生後悔すると思うし、本当に死にたくなると思うので、絶対負けたくないという気持ちで頑張りました。』(引用)


このポーズ。

全てから解放され、脱力から倒れこむその瞬間を我々は何度見たことか。

左はまだラケットを握っている。その顔は反り返り、あまりにも顎があがりすぎて鼻の位置が目の高さと同じになっている。
普通はこのような顔をデッサンする機会はあまりない。

右はラケットを離した瞬間だから左の図の直後だ。足が少し開いているから体重の乗っていない左足が滑って開いたのだろう。こんなにそっくり返った人物をデッサンする機会もまれだ。


このあと彼が大の字になるわけだが、いろんな方から賛否の言葉が。。

でも我々は決してそれを否定しない。

彼が見せてくれた素晴らしい世界に敬意を表して。

2016年10月22日土曜日

横浜ブラ散歩

横浜市民ギャラリーで開催されるハマ展。
ここに最近の作品を出展しようと思い、桜木町へ。
当初は、車で搬入しようと思ったのですが、駐車場がないとかで一般のコインパーキングを探すも駅からの距離とさほど変わらず、悩んだ末に電車で・・。

搬入を終えて身軽になってしまえばもうあとはやることはありません。
野毛山周辺をぶらぶらと行けば・・。


おや~? 路地フェチにはたまらん香りのする路地が・・
そこ進むとなんと!横浜成田山。へーっそうなんだ。。


高台にあるその寺院から崖の下を覗くと・・


工事中で入れませんでしたが、こじんまりしたお宮さんも・・

で、ブラブラついでに横浜高島屋へ・・


没後20年 『星野道夫の旅』を開催中で、アラスカやシベリアの地に思いをはせて・・


さて、本題です。
きたる11月2日(水)から14日(月)まで桜木町の横浜市民ギャラリーにて『ハマ展』が開催されます。遠方ですが、桜木町から10分ほど野毛山動物園方面に歩いていけばすぐです。
お子様連れで遊びに行くついでにでもお立ち寄り頂けるとありがたいです。





さてと、今日のデッサンは・・



やっぱりこの人たち。
彼女らなくしてリオは語れません。
写真を見ながらデッサンしていると彼女らの笑顔の裏にどれだけの努力があったのかと思うと、もう涙・涙でしばし手がとまります。

ご存じ愛ちゃんこと福原愛さん。小さいころから泣き虫で、それでも努力努力で頑張ってきた。そして今回はチームのリーダーとしてみんなを引っ張り、念願の2大会連続の銅メダルを。。
そして台湾の選手とめでたくご結婚。おめでとう!
でも、ちょっと心配。。 また泣きっ面で帰ってくるんじゃないかって・・ 余計な心配かな?

そして石川佳純さん。
まったくの奇遇ですが、娘も佳純。 SとZの読み違いだけれど、どうも応援したくなる。そもそも強いしカワユイし・・
娘は遠い和歌山に行っちゃったけれど、どちらも大大大好きで、超応援しています。

最後は最年少の伊藤美誠さん。
持ち前のバイタリティでガンガン行く彼女を見ているとほれぼれします。
最近ではライバルの平野美宇さんも頑張っているし、次々に新しいスターが現れるので卓球女子も目が離せません。
これからの日本を背負って立つ彼女らに期待です!


2016年10月18日火曜日

すぐには下がらん

酒を自粛すれば血圧なんてすぐに下がるサ、とたかをくくっていたのだが。

うーっ、下がらんノウ・・

血圧なんて生活習慣だから、飲酒の習慣も生活に溶け込んだものにならないと結果として血圧には反映してこないのでしょう。
すぐに下げるには・・ナットウやニンニクがイイらしいし、長期的には塩分を減らした野菜中心の生活に変えていく必要がありそうです。

あまり無理をして一切酒を飲まん!などど宣言すると失敗したときに元の木阿弥になりかねないので週末とか休みの日に少し楽しむくらいにして・・

まぁ気長にやるしかありませんナ。

表彰台の吉田沙保里:木炭紙大クロッキー紙 鉛筆デッサン

この人なくしてリオは語れませんよね。
レスリング女子の吉田沙保里さん。
決勝でアメリカのヘレンルイーズ・マルーリス選手に敗れて惜しくも銀メダルとなりました。
その後の止まることのない彼女の涙には日本中から「もう泣かないで!」との声が・・

コーチでもあった父親を亡くし、これから一人で家族を支えなくてはならないという重圧。
オリンピックを待たずに昨年末でAルソックを退社してAからは随分と恨まれたようだが、いままで無償でAのCMを引き受けていたときけばこれからの彼女に必要なものを考え続けた結果なのだろうと思う。
それでも日本選手団の主将を快諾し、4連覇の舞台に向けて彼女がどれほどの努力をしてきたかのかと思うと頭が下がる。

泣いていい、思いっきり泣いていい。そして次の吉田沙保里に向けてまた進んでほしい。


岸壁のクライマー:F20 ミクスドメディア

海が描きたかった。

でもクライマーがいればもっと良い。

クライミングってすごくダイナミックなものだけれど、意外に絵にならない。

こんな風に絵になるダイナミックなクライミングができればもっといいよね。


2016年10月14日金曜日

健康診断

健康診断の結果が届いた。

いつもの事、と捨て置けない状況になってきたような。。

心臓がC。

まぁこれは放っておいても良いとは思うのだが。。 ←マジ?

血圧がD。

う~っ、これは放っておくと次の検診で医療機関に受診したかと問い詰められるに決まっている。

分かっているのだ。原因は。
無休で晩酌をしているのだから。
いわゆるリビングドリンカー。

全てのシガラミから解放されてリビングでのんびり好きなだけ酒を飲む。。わりぃか?
で、酒が進む。
しかし限度を超えてヘベレケになるほどではない。
自分なりにリミットを掛けているつもりなのだが、、、上がってしまったか。。

今に始まったことではない。
徐々に、徐々に、少しずつ上がってきている。。
で、とうとう ランクD ですか。・・はぁ。

医療機関に行けば降圧剤を与えられ、一生そのお世話になるはめに。。やなこった。
やってやろうじゃん、下げましょう、自分で勝手に下げましょう。わりぃか?



今日はそこそこ充実した仕事ができた。



まず朝一で11月に予定されているハマ展への出展用仮額を塗装した。色がいまいちだけれど、ペンキがこれしかなかったからこれで良しとします。



次に画塾の授業。大船観音をモネ風作品に仕立てるための下地作りをした。
なんかメチャメチャになりそうな気もするけど・・

最後にジェイに行って久しぶりのクライミングを・・
上手くは登れなかったけれどたまに体を動かすと気分爽快になります。




やっぱりちょっと似ていないか。。
でもこの人なくてはリオを語れないでしょ?
だれっ?って ひねり王子ですよ!






2016年10月12日水曜日

画塾の課題

今回から画塾で大船観音を描く、ということで取材に。。
JRに乗れば大船付近で西側に見える大船観音。
いつもこれを見ると、けったいなというかしょうもないもんをつくったなぁ、などど心の中でつぶやいてしまうのですが・・

一度は見てみないとけったいかしょうもないかは分かりません。
授業なので半分あきらめ加減で行ってみました。

胸から下は地中に・・ではなく、胸から上が地上にあるいわゆる『胸像』。
大きさはたぶん鎌倉の大仏様と同じくらいだから立像にしたら相当おおきなものになるのでしょう。




近くから見上げるとやはり相当な迫力です。

品があります。

けったいな、とかしょうもないとかの言葉は一瞬にして撤回です。

大船観音を取材したあと、先生からモネの『ルーアン大聖堂』の画集を見せられ、こんな風に描いてみてネ・・と。。


  

まったく意味がわからず、しばし呆然。

当分苦しみ(楽しめ)そうです。。。

2016年10月6日木曜日

今日のデッサン

この人なくしてリオ五輪は語れない。

内村航平

今日はこの人を描いてみよう。



体操もクライミングと似た所がある。

それは自分との戦い。

与えられたチャンスにベストの自分を発揮する。

クライミングも、そのチャンスでベストを発揮できれば終了点まで落ちずに登りきることができるのだから。

内村航平さんが、どれだけ思いを詰めてこのチャンスに備えてきたのだろうと思うと、心底頭が下がります。

そしてそれが思い通りに発揮できたとき、このポーズになるのだろう。

筋肉隆々、実にたくましい。

で、描いてみる。。



うっ、なんか違うぞ・・

考えても分からないときは・・重ねてみる。




どうやら筋肉隆々にとらわれて顔と体のバランスが取れなくなったようだ。

目立ったものにとらわれると正しい判断ができなくなる・・教訓。。