2019年8月23日金曜日

日本国

日本国というなぞめいた山がある。

新潟と山形の県境にあって標高も低く、一般的な里山だ。

日本国山でも日本国岳でも無い。ただの日本国、それですべて。


いろいろ議論されている様だが呼び方も一定していない。

にほんこく、にっぽんこく、にほんごく、にっぽんごく云々。
ひのもと、やまとのくに・・

じぶんなりにも呼び方を決めないと気持ち悪い。でだ。

日本は・・ニホンと云うとイッポン・ニホンとなり丸太か棒を数える数字のようになり不採用!
ここはNHKの推奨するニッポン! 応援するときもニッポン・チャチャチャ!で。

では国は・・基本的に前の字に「ン」が付くと濁って「ごく」になる。本国や三国志など・・よって
日本国=ニッポンゴク と呼ぶことにこだわる事にします。・・無意味なこだわり、ジジーの妙なコダワリ!でした!


22日早朝の新幹線で8時半に実家に到着。当初1泊2日で小ピークを2座ゲットしてから母を迎えようと思っていたが、工事関係で一杯ですとか、休みや電話が通じずに断念。天気も持たない様なので日本国一座を日帰りする事に。

景色だけ見ていればノンビリできる海岸沿いの道をひたすら走り、山側にハンドルを切れば直ぐ横に流れる川は清らかで気持ち良い。川を覗けば魚影が走り、ヤスで魚を突く人の姿も。県境の村は静かだ。


ここからよく整備された山道をノンビリ登っていけば1時間ほどで日本国の頂上に着くことが出きた。
頂上には立派な料亭にでも飾れそうな分厚い一枚板の日本国の看板や避難小屋、展望台などもあって555メートルの低さにも関わらず多くの人に愛されている様だ。

さて下りは膝の悪い自分にとって鬼門ではあるが、今回は事前のトレーニングのかいあってか、負荷の少ないこともあって難なく下山。これより小俣宿と書かれた村外れの灯籠から「出羽街道小俣宿 〇〇平」などと家々に書かれた表札を見ながら歩き「清酒 日本国」の看板を見つけてオバサンに聞けば、昔は宿をしていたが今あれは屋号で人を泊める家は無いとの事だった。


実家に帰り、ご飯変わりの枝豆で日本国を呑んだ。美味かった。
ラベルにはフリガナが・・・にほんこく

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