昨日は午後一に三味線教室、その夜に民謡コンサートを観賞した。
奄美民謡を一言で説明する事は難しい。
15年程前になるだろうか、元(はじめ)ちとせさんの出現から久しいが、その時に一時的に奄美民謡がメディアに流れて以来、去年のせごどんまでに奄美の認知度が高まったとは思えない。
沖縄では喜納昌吉やBEGIN、夏川りみの活躍もあってか、次々に新しい沖縄(新)民謡(音楽)が生まれているが、奄美は田端義夫の島育ちと三沢あけみの島娘くらいでそれももう4・50年前の事。
沖縄民謡はいいよネッと言う人はいるが奄美民謡を語る人はまず少ない。
逆に奄美では100曲近い民謡に1000近い歌詞があって、唄者はそれを守るのに必死になっている。
もう一部の高齢者を除き誰も話さなくなった奄美の島口(島言葉)であり、そもそも山岳地帯で分断された村々、その村そのものを一つの島と言うのだから島毎に島口もちょっとずつ違えば島唄もちょっとずつ違ってくる。
島の若者の大部分が島を離れていく一方で昔ながらの島唄、島口を伝え守る若者が居ることに感激せずにはいられない。
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