2021年3月6日土曜日

雪の重みで

半年ぶりに実家に帰った。

築70年のボロ屋だがいまだにしっかりとしているのは父親がそれなりの思いを込めて作ったからなのだろう。

しかし、この冬は例年にない程の雪が突然降った。
心配して連絡を取ったときにはそれ程でもなく子供が大喜びしているとのことだったのだが。

結構な雪だったようで、母の大事にしていた庭は立ち木の枝は折れ灌木はしなり、春先ならしっかり立っている筈の草も力なく地べたに伏せている。

そんな実家の窓を開け放ち風を入れ、掃除機を掛け、庭の枯れ葉を集め枝を打ち、池の水を入れ替えた。

最後になぜか落っこちた風呂場の換気扇の外側の部品を元通りに付けようと外から部品を押し込むも内パイプと外部品との軸が合わず断念。
結局、雪で屋根が下り、外壁と内側とでズレが生じている事が判明。しょせんボロ屋だからネ。

たったの1日半、施設に面会に行くこともなく、目一杯動き回り帰ってきたのだが、母がふたたびこの庭を見てもらえるよう守るのが自分の使命であるような気がするから。

酒2本、自分へのご褒美で買って来た。

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