チャリで行く、奈良・高野山（４）

時々自転車で西に向かって進む事があった。

最初は箱根まで、次は沼津。

遠くまで行くようになると自転車を分解して電車でいく輪行になった。

御前崎・掛川を過ぎるようになると自転車旅にも何か目標をと思う様に。

ボヤーっと高野山が頭の隅に・・そんな時ジェイ友の○井さんから貰ったのが高野山女人道巡りのイラストマップだった。

女人禁制の時代に高野山に入れない女性が一目でも高野を拝みたい、そんな気持ちで歩いただろう山道に想いを馳せて歩く・・なんと言うロマンチック・・楽しそう。

目標は決った。

しかしこれがなかなか進まん。

亀山で５年もの停滞。

　　　　　　　　五条を早朝に出発

小さな夢がやっと叶った。

　　　　　　　高野山　大門に着いた

自宅から走り出して１０年かかった。

　　　　　　奥の院へ

チャリで行く、奈良・高野山（３）

奈良は２度来ている。

最初は高校の修学旅行だった。

随分昔の事で、小学校は会津若松、中学校は日光・東京、高校で京都・奈良。

それでも充実感あった。

その後、社会人になって仕事のついでに奈良を訪れレンタル自転車でぐるぐる回った。

だからたいていの所は行った覚えはあるが、それが２回のいずれかだったのかがはっきりしない。でもどうでもいいのかな、そんなこと。

訪れるたびにワクワクドキドキ、本物の世界遺産を肌で感じる事が出来るんだから。

和歌山との県境まで来た。

明日は高野山に登る。

チャリで行く、奈良・高野山（２）

初日の晩は最悪だった。

所詮、居住区の近くで勝手にテントを張る奴なんざぁ不審者に決まっているのだ。

ネグラに予定していた道の駅でテントを張った途端に苦情を言われて小雨降る暗闇を東屋目当てに公園探し。

でも世の中そんなに甘くないんだってば、東屋のある公園なんて。

結局目当がハズレてどんどん山道を登るも人家の途切れることは無く、途方に暮れつつも偶然にも消防団の小屋を見つけて軒下を借りる事に。

人に気付かれないよう静か〜にテント設営を・・

ところが犬に気付かれちゃって。「な・なんか居る、ワンワンワンみんな〜気をつけろワオ〜ン」

あ、やめてやめて、誰も居ませんからヒーッ遠吠えヤメロー！

そんなハチャメチャな一夜を過ごすのもアドベンチャーってわけよネ。

翌日は室生寺、長谷寺、山の辺の道ハイキングと古墳巡りをして奈良駅近くの宿へ。

ドミトリーだけど意外に快適！

結局、キャンプ用具はただの重し、ということで自宅へ宅配。

昨日は奈良周辺を歩き回ったのだけれど、コロナの影響で大きな博物館は閉鎖。

ちょっぴり残念だけど神社仏閣巡りだけでも充実感たっぷり。

観光客も古都奈良では無関係のようだ。

今日は奈良県を反時計回りで巡ります。

チャリで行く、悠久の古都奈良・高野山

そうだ、京都に行こう！の続編かな？

随分前から西へ・・そして高野山ヘ、と云うのがプチ目標だったのだ。

自宅からとにかく西を目指し、紀伊半島の付け根の松坂まで足を伸ばした。自転車旅５回位だと思う。

しかし松坂まで来て気が付いた。紀伊半島をグルッと回るって大変。

ルートを変更して亀山から奈良を目指そう。

そう計画したものの、天候不順などで亀山から帰ること２度。

チャンスを待った。

　　　　　　関宿の町並み

早朝自宅を出発し、９時過ぎには亀山に着いた。

が、自転車への荷物のセットに時間をくい１０時過ぎに亀山を出発。

東海道宿場町の面影を強烈に残す関宿を経て拓殖、伊賀上野、名張、そして今日のネグラの道の駅　宇陀路室生に着いた。

　　テント・コンロ・シュラフetc

最後のコンビニで夕飯と飲み物などを買い込んで・・重！

自粛・延期・中止・断念

ここにきて無観客試合、ライブ中止・延期、開催自粛など、テレビを点ければどのチャンネルも新型ウイルスによる影響を細かく、そしてこれでもかというほど報じている。

スポーツに限らず演劇・文化・芸術など人々の心を和ませるものまで中止や延期に追い込まれているこの状況が早く終息してくれることを祈るばかりだ。

幸いに、というか一部のミュージシャンからライブの無料配信という形で自宅にいても「繋がる」ことができるのが嬉しい。

一時的であるものの無料でライブを楽しめるという意味で有意義な社会になってきたのかもしれないが、ライブ配信してくれた方々にはこの事態が終息した暁にはもちろん、強いおもいをもって恩返ししたいものだ。

aiko　ライブ中止の会場を無観客で配信してくれた。

kiki　津軽三味線ユニットもいい音を届けてくれた。

浅野祥　人気抜群の津軽三味線奏者も演奏会すべて中止となり音の会（おとのえ）の山中祐治くんとインスタライブを配信してくれた。。

おまけ・・・あゆ

ホールド交換続々

今日のジェイ。

薄かぶり、垂壁、スラブ、そしてボルダー垂壁・・

塗り直しまでしてキレイ・・

　　　と言う事は？

ルートも少しずつ設定されてきた。

たまには川崎

グルクン煮付とソーメンチャンプルー

奄美民謡

津軽三味線路上ライブ

天国と地獄、又はユリカゴから墓場まで。