さくら咲く

別にめでたいことが起こったわけではない。

ただ単にさくらが咲いたのだ。近所の自動車教習場の脇に。

昨日、テレビで河津桜の開花が報じられていたからこの桜もきっと早咲きの河津桜かもしれない。

春が近いのかな？

画塾の授業も２回目を数え、今回で最初の課題が完成となる。

描きたい課題ではなかったが、限られた画面にテーブル上のいろいろなものを詰め込むように描くというその作業から、もしもここで眺めているそれが・・たとえばヨーロッパの・・どこかの田舎町の丘の上から下に広がる町並みを眺めているような・・そんな感覚を憶えながら描けたのは幸いだった。

もう一度その機会を得たならばそんな場面を体験することも楽しみになるだろう。

イギリス国旗＝ユニオンジャックの上に並べられた布やガラス板、そして貝や積み木、エレキングや金魚のおもちゃ。それらをとにかくキチンと描く・・難しい課題ではないもののしっかり描けたかというとまだ少し・・かな？

手前から奥へいくほどに遠ざかるパース（遠近感）が感じられれば良いのですが。。。

アドバイス

クライミングは難しい。

しかし、それ以上にアドバイスは難しい。

その人の力量を知り、体の動きを知り、適切なアドバイスをしていく事ほど難しいものはない。

あらゆる考え付く方法を伝授してそれを落ちずに登りきることを目指す。それがクライミング時のアドバイス。そのアドバイスに対して本人は「いいえ、ここは私のやり方で・・」と自分の考えを貫く。

あれやこれやアドバイスしても一向に議論は進展せぬまま、時間だけが過ぎ、最終的には「それだったら犬でも登る！」と捨て台詞も飛び出す始末。

いやいやアドバイスほど難しいものはない。

しかし、自分のアドバイスにもいささか問題があるのかナ、と思ってもいる。

そうなのだ、普通の考えなら設定者がわざわざカンテ側までクライマーを呼び込んでヒールフックしてここで休んでネと優しい考えで作った課題に対し、そこまで行くことが「できんのじゃ～～！」と叫んでいる本人。

そしてそこまで行くくらいならと、設定者の休憩ホールドを飛ばして登ってみたら行けたことがあるから（もちろんその前にテンションをかけているのだが・・）と、持論を曲げようとしない。

ごもっともな理由だと思う。

そもそも足を上げることが出来ず、いつも伸びきった状態でクライミングをしており、「も少し足を上げて・・」などど言おうものなら「言わなくていいです。私は私の・・」と返されてしまう。

普通のムーブが出来ない。

だから普通に考えてアドバイスしてもどうやらだめらしい。受付けられない。体がそういうふうに動かない・・らしい。

思えば自分も人のアドバイスを素直に受け付けてそれをサラリと実行することができただろうか？

クライミングにしろ社会生活にしろ・・である。

なんにしても行き詰ることはある。その時に周りのアドバイスを実行しでサクッと解決してきたろうかと思うとはなはだ疑問だ。

アドバイスとは単に他人が有効だろうと考えた方法であって自分にとっては選択肢の一つでしかない。だからなんとか別な方法を自分なりに考えて、最終的に手詰まりになったときに・・んじゃやってみるか・・となる。無関係な他人のアドバイス一つより自分の考えた９９の方式の方が絶対にやるべき価値があるのだ！

アドバイスに対してグチで返すＴ尾さん

始動

新しい一年が始まった。

おそいな、もう２週間以上たっているから・・。

もうすでにエンジンバリバリでダッシュしている人もいるってのに。

新年を迎え、少し心を新たにした。今年こそは頑張ろう！・・って毎年のことか・・。

でも、漫然と過ごすより、新たな気持ちで進もうと思う事が大事だ。

先週、ビッグロックへ行ってクラック課題に挑戦したが、・・打ち砕かれた。テーピングさえしっかりしておけばなんてことないさ・・なんて軽い気持ちで・・あれ？・・あれれ？・・ドーンと奈落の底に突き落とされた感じ・・顔には出さないけれどショック。。

歳だなぁなんて諦めきれない悔しさ。・・でも、きっとリベンジするぜ・・と。

でも週明けになっても体の節々が痛む。特に股関節が・・。アララ全身運動だったのネ。。

昨日は体の疲れもあってジェイで久々のルート作り。

Ｃズコさん頑張れ～！

結局入り口３面にそれぞれルートを作って自画自賛、自己満足でした。

画塾の授業も昨日からスタート。ここでも学ぶこと多く、他にもやること満載ですが、とにかくボケッとしている暇などないのだ。頑張るぞー！

新春トレーニング

正月勤務のおかげでジェイで２日間もの登り始めをすることができました。
課題は未だクリアーできませんが、体調を考えればもっともなことと諦めもスンナリ。。
少しずつ疲労も改善しつつあり、おいおい体調を整えてめげずに挑戦していきましょう。

イタリアの小さな村：カプラローラ　　サイズ：Ｆ２０　油画

昨年の５月、ローマからレンタルバイクで訪れた最初の小さな村。
とても素敵な古い村でしたが、御多分に漏れず過疎化が進んでおり、歩く人影もまばら。
丁度よい風景を写真撮影中にご高齢の男性二人がファインダーに入り込んで来ました。
ただし、この場面では二人が一列にならんで歩いていたので、お二人に気づかれないように離れて追いかけると程なくして二人は仲良く横並びになってくれました。
肩を並べて歩く中の良い二人の姿を絵に取り込めたことで、この素敵な薄暗い路地にほんの少し光が取り込めたような気がします。

ご挨拶

新年　明けましておめでとうございます。
皆様には良い年をお迎えのこととお祈りもうしあげます。

昨年同様に大晦日と元旦を施設で迎えております。毎日の営みの中でこの施設にお住まいの皆様と共に過ごせる事、そして共に新年を迎えることができたことに感謝します。

思えば昨年は何事も起こらず、平穏に過ごせたように思う反面、いろいろな方々との出会いや交流でとても充実した時間を過ごせたように感じます。
多趣味で何をとっても浅くなってしまいますが、少しずつ方向性が定まってきているような気もします。

クライミングは一時停滞していましたが、周りの方々の元気に刺激されて少しずつやる気モードがでてきました。もう少し頑張って若者とジジイ軍団との橋渡し役をしていければと思います。

絵はＹカリさんのミズガキの写真から３枚もの絵を描かせてもらったこと、そして画塾で指導して頂いた事で絵を描く技術や心構えも新しい段階に入れたような気がします。
これでイタリア旅行での素敵な街並みの絵も何となく描けそうな気がして来ました。

仕事の方、これも同じところにじっとしている訳にいきません。少しずつでもステップアップしていきたいと考え、次に学ぶべき講座を受講する手続きをしました。ほぼ通信教育なので自覚を持ってやり切れるようにしたいと思っています。

今回は絵も写真もないつまらないつぶやきでした。ゴメンネ（＾＾）
最後ですが、これからの一年もカラダ作りをおろそかにせずに元気に過ごせるよう務めます。