2015年12月31日木曜日

ハロン湾へ

昨日はフエの町をのんびりと町ブラでもと思っていたのにあいにくの霧雨で早々と空港に行くことになったのですが、またまたベトナム航空のノンビリプランで出発が遅れるわ手元のドンが底を着くわでハノイに着いてからもタクシーのメーターとサイフを見比べてハラハラドキドキでしたヨ。
だから今日は事前に予約しておいたハロン湾ツアーで何があっても安心のおまかせプランでノ〜ンビリ。
今まで身勝手な街ブラと、見るからに汚そうな路地を見つけては突っ込んでいく自分の旅スタイルに付き合ってくれたカミさんにとっても少し息抜きになったかな?

2015年12月30日水曜日

雨のフエ、そしてハノイへ

南北に長いベトナムのほぼ真ん中です。冬の今でも暑くもなく寒くもなく、湿気が多くどんより。
霧雨の中、フエ王宮をのんびり散策です。のんびりといってもとても広いから歩くだけで疲れます。

2015年12月29日火曜日

フエへ

ホイアンの小さいけれどもベトナム特有の雑多な雰囲気から離れて昨日は現地で手配したミーソン遺跡へのツアー、そして次の宿泊地フェへの移動と、バスに乗りっぱなしの一日でした。
ホテルでも多かったのですが移動のバスのほとんどが欧米人でドイツ、フランス、スエーデン、子供連れの親子や若者、高齢のご夫婦など幅広い層の人達がクリスマス休暇でアジア旅行を楽しんでいるようです。
写真は焼いたライスペーパーにケチャップ味の炒め物のトッピングしたものと、ライスペーパーの餃子。そしてミーソン遺跡。

2015年12月27日日曜日

ホイアンへ

昨日は朝からの行動で、もう少し早く着くはずが乗り継ぎのベトナム航空の遅れで夜の7時過ぎになってしまいましたが、それでもなんとかホテルに着くことができてホッとしました。
で、今日はのんびりとホイアンの町巡りです。
江戸時代に入って鎖国を始める前には、ここホイアンにもたくさんの日本人がいて日本との交流の架け橋になっていたそうですが、ここにある有名スポットの日本人橋もベトナム人、中国人との交流を願うものとして建設されたそうです。
そんな古いベトナムの雰囲気を残す町並みを歩けば日本やヨーロッパにもないベトナムの濃い黄色の漆喰と湿気で元気に繁殖した緑色の苔がほどよいキタナ色になって妙な安心感に包まれてしまうのです。

2015年12月6日日曜日

ディスポーザの悪夢再来

先日までヒューーンと軽快な音で流しのゴミを粉砕してくれていたディスポーザでしたが、ここにきてアラーム表示をして再びウンともスンとも。。
やっぱしいっちゃったか・・・
心当たりと言えば軸に絡み付いた繊維状の異物を取り除いたことなのですが、パッキンとの間でぐるぐる巻きになっていましたので取り除いたあとの隙間というか削れたパッキンから水がモーターへ侵入したのでしょう、きっと・・
であればここで修理うんぬんにチャレンジしたところで今後も故障することが予想されますな。。。
で、便利は便利ですがランニングコストを算出すると年に1万円程度。。って、ゴミを粉砕するだけで年間1万円も払えるか~(怒)!ってことに。。
結論・・普通の流しに戻します。

大船のコーナンで排水栓・ホース・工具の3点セットで購入してきました。
費用は約6千円

  







ディスポーザを外して・・・










排水栓を取り付け・・・









ホースを取り付けて・・・ハイ!完成。。
作業時間 約1時間

ちょっと排水栓がデカすぎたな、という反省はあるものの使用上問題なし。
これで環境問題もクリアしてあ~サバサバ!  ←こじつけですが。。。

2015年12月3日木曜日

攀じる女(ひと):ベルジュエール  その3

12月は師走。忙しいのです。
それもそれ、ちょっとしたイベントを企画していて年末は日本からおさらば~ってことに。
で、その反動を事前に受け止めるために夜勤の勤務が目白押しです。
さて、絵の方の宿題もそのまえにかたずけなくっちゃ。


攀じる女(ひと):ベルジュエール  M25:アクリル・ジェッソ

やっぱ難しいです。特にお顔がね。。Yカリさんに似せていきたいのですがなかなか・・

さ、これくらいにして次は一旦、やりかけで放置している課題が2・3あるのでそれにも手をつけなくっちゃ!


2015年11月28日土曜日

攀じる女(ひと):ベルジュエール  その2

ここのところやることもないのに忙しそうにと言うか、そんな振りをしてややまったりしておりました。が、ショナビ(絵の学校:湘南美術学院)での授業も一段落してようやく自分の作品に手を付けなきゃぁいかんな~ということになりました。
課題はわれらのYカリさんを先日作った背景に貼り付けることです。
まずはジェッソで岩を立てて・・と。。。



んでもってアクリル絵の具でYカリさんを岩に貼り付けて~っと。
ムフフッそれらしくなってきました。・・・ククッ、楽しみ~。。

2015年11月26日木曜日

失敗つづき

このところ失敗が続いております。
昨年購入し花期を終えたシクラメンを越冬の末に開花させようと萎れないように水やりを欠かさず大事に育てきたのに秋に入って羽の生えたアブラムシの大発生にあい、殺虫剤やら植え替えなどを試みるも株は次第に弱っていくばかり。ふと花屋さんを覗くと見事な花をつけたシクラメンがそれこそ殺虫剤ほどの値段で・・・やっぱりプロにはかないません。そこで教訓・・花期を終えたシクラメンは一直線にゴミ箱へ!

さて絵の学校の方でも失敗が・・




ボナールの「水差し」という絵を参考に自宅にセットを組んで同じように模写していくという課題でした。絵の方の出来もイマイチでしたが。
描いたキャンバスの両サイドの余白に型紙で字をスプレーしようと始めたのですが霧吹きって意外に肺活量がいるのですよね。広い面積をまんべんなくスプレーしようとすると息は上がるはフラフラになるはで高齢者には辛いものがあります。
そこでと簡易エアブラシを作ろうとタミヤの模型塗装用システムからエアー缶とチューブだけ購入して霧吹きに接続してみたのですが・・・顔を真っ赤にして息を吐くほどの威力がでずにあえなくボツになってしまいました。やっぱり専用のエアブラシ(5千円超)を買うしかないか・・痛いナ。。

2015年11月11日水曜日

ディスポーザが壊れた!

ここのマンションに越してきて、やっぱり最新のマンションは便利だなぁと感じたことがあります。
それが台所のディスポーザ。キッチンから出る生ゴミをたちどころに粉砕して無かったことにする、というか水に流してしまう魔法のような機能。
当初から粉砕された生ゴミはマンションの何処かに集められてからゴミ収集車で持って行ってもらえるもんだと思っていたのですが。。。

新潟出身のため、大量に枝豆の皮を粉砕したりして何度か詰まったり動かなくなってそのたびに排水管を外して掃除などをしたのですが、ここにきてどうにも動きが鈍くなってきてとうとうウンともスンとも動かん状態となってしまったのです。
で、その辺の情報を得ようとインターネットで検索すると・・ナント!・・粉砕したゴミはそのまんま川に流れていってしまうんだとか。。お~恐ろし~。。。
そんなことからこの装置はエコではない!との烙印を押されている訳です。まさにアメリカのおばちゃんに楽をさせんがために作ったといわんばかりの製品で、自然保護の観点から到底受け入れられないと使用をやめる人もいるのだとか。。
しかしです。しかし一度快楽を味わった者が更生するのに物凄い努力が必要で、時に挫折して元の木阿弥となるのと同じように、このディスポーザを使用しないという判断をくだすのにはよほどの理性と見識が必要なわけなのです。
で、ヤワなオイラは簡単に使用続行を決めてしまったのですが、修理代を検索すると2万円の説や5~6万円の説もあり、なかなかこれといった情報が得られません。自分なりに判断すると脱着に2時間、修理か交換かということになれば、こんな回転しかしない機械ですから今時なら修理というより交換でしょう、装置の代金がプラスということでざっと見積もって6~7万位(自分ならこれくらい請求したい)かな?

で、いっそ分解してみようということになり···






















ディスポーザを下ろして分解すると内部はなにやらわからん位に得体の知れない白いものが成長しております。きっとカビだろうとマスクをして削ってみたり、軸に絡み付いた繊維物質を取り除いたりと清掃作業を行った上にグリース塗布など一般的なメンテナンス行為で作業終了。動作良好、6~7万円が浮いたと思うとなんかチョッピリ嬉しい気分になったりして。。。



2015年11月6日金曜日

攀じる女(ひと):ベルジュエール

実は先日、Mチコさんから瑞牆のトポを拝借することができたのです。
この瑞牆のトポはまだ発刊されたばかりなのですが、売れ行きはなかなか好調のようです。しかし外岩場に行くことが無くなった自分には一刊が3500円のトポが2冊ではとても手が出ないし、言うまでもなく宝の持ち腐れだから横目で見て知らんぷりを装っていたのですよ。
しかしMチコさんとの話の中でYカリさんが夕日に背を向けて立っている写真があるとのことで、レレッ?そんな写真あったかな?ってことで実物を拝借して確認することにしたのですが。。

このトポの写真集からいろ~んなことがわかってきました。それは・・
一つ目にクライミングの写真は以外に地味だということ。
スゴイ!と思うところを登っているのは十分にわかるのです。十分すぎるほどに。。でもそれがカッチョいいか?と問われると・・??(疑問符)ということになるわけです。いや、その行為自体はスゴイことで何ら否定するものではありませんしむしろ素晴らしい訳でありますが・・カッチョいいか?ってことに言及すると意外にもその言葉に当てはまる写真が少ないのでありんす。それもその筈で、数十メートルもの壁を歯を食いしばって鬼の形相で登り続けるようなことは出来ないし、核心部では息止まってますから顔真っ赤、とてもカッチョいいとは言いがたい絵になってしまうのですね。数十メートルもの壁を登るのにいつ落ちるかともしれない恐怖と戦いながら登り続けるためには心を冷静に保ち、かつここぞという核心部ではまるで日本舞踊のようなルーチィーンを淡々とこなさなければならないのです。まさに修行!カッチョイイなんてことは置いといてこれはもうしょうがないというしかありませんナ。
二つ目にはその写真を取ることの難しさを知ることになりますね。なにしろそのクライマーを取るために、時にそれ以上の難易度をこなしてロケーションを確保しなければならないという厳しさがあると思いますからまさに尊敬に値します。ドキドキする写真が沢山掲載されていますが、恐らくその何十、何百倍もの写真から厳選した一枚を積み重ねていると思うと頭が下がります。感謝!
三つ目はクライミングもさることながら投稿された文章の素晴らしさでしょう。投稿したクライマーが何百というクライミングの実績を積み重ねているからこその文章を読んでいて知らず知らずに手に汗をかいてしまうんですね。
中でも「春うらら1p目」の伊藤さんと同じく「春うらら2p目」の我らがYカリさんの文章には引き込まれますね。ドキドキする思いがジワ~ッと伝わってきて最高です。
最後にもう一つ、最初に以外に写真は地味~などと書いてしまったのですが、男性群は土方臭くって絵にならないのですが、さすが今時の女性群はスタイルも良いし装いもどこかのファッション雑誌から飛び出してきたかのように洗練されていて見栄えがします。もちろん我らのYカリさんは絵になる構図で掲載されていますので誰かとは書きませんがカメラマンに再度の感謝ですね。

登る女(ひと):ベルジュエール M25 アクリル

これだけだとなんだか分かりませんが、とりあえず背景というか絵の下地だけ作ってみました。
予定ではここに立板ならぬ立岩を立ててYカリさんのベルジュエールを登る姿を貼り付けてみようかと。。


2015年10月18日日曜日

平塚市文化祭

貴重な日曜日なのですが、今日はわざわざお休みを頂いて平塚美術館まで行ってきました。
ここで近日中に開催されるのが平塚市文化祭です。
なぜ平塚市?という疑問もあるのですが、美術展が開催されるのがおおむね春と秋なのですね。今回はこれといって力を入れて描いたものでもないのですが、施設でお世話している(または過去にした)方の絵を描く機会があったので、秋の公募展を検索して平塚に出展を決めたわけです。
なにせ出展料が安い! なぜか藤沢市展の無料という設定にも関わらず、一般の公募展は5千円とか7千円とか、または公募しておきながらそれで飯を食っているかのような高額な設定まであってとても一般素人が敷居をまたぐことが出来ないような公募展まであるのですから・・
はい、今回は千円で2点までの出展が出来ました。
駐車場が混むといけないからと無駄な心配をして朝の受付前から絵を持ち込みましたが、湘南も平塚まで来ると藤沢鎌倉など芸術家集団の多い地区から遠ざかるせいか出展数もまばらで内容的にもなぜか落ち着きます。自分も同じ技量かな?という安心感が生まれてくるのかもしれません。。。


ハガキがもらえなかったので自分で作ってしまいました。
要するに・・
場所:平塚市美術館
会期:10月20日(火)~25日(日)9:30~16:50
    ただし20日(火)は13:00から 25日(日)は16:00まで
平塚駅から北口バスターミナル4番のりばから美術館入り口下車(運転士さんに確認してね)
車でお越しの際は無料駐車場をご利用ください。

詳しくは・・Web:平塚市文化祭で検索!


2015年10月8日木曜日

藤沢市美術協会 会員展

藤沢駅ビルの6階にある藤沢市民ギャラリーに行ってきました。
ここで今催されているのが藤沢市美術協会の会員展です。Jでお世話になっているCズコさんも会員で、50号という大作を出展しています。
50号というと自分も未だに描いたことはありませんし、部屋から出し入れするのにも一苦労するほどの大きなものですが、絵を描くだけでなくそれに額まで自作してしまうという恐ろしいパワー、恐縮です。さて、絵の方はそのパワーがなんと!優しいタッチで描いた湘南の海岸風景。腰越だったかな?漁師さんが総出で網をつくろっているなんともホノボノとした優しい絵で、江の島とタワーが遠景で描かれています。ス・・ステキ!なかなかの味を出しています。

工芸:月虹 の前で

展覧会にはJの方々も噂を聞きつけて駆けつけていました。K村さんは前日に来たようですが、Mチコさんとは残念ながら入れ違いになったようです。でもKボタさんとバッタリ。。一通り一緒に回った後、気になった工芸作品の前で製作者のMキさんに作品を解説してもらいました。こんなチャンスが頂けたのもCズコさんのおかげ。感謝!

藤沢市美術協会 会員展は11日(日)まで10時~19時 ただし11日は17時まで開催されています

2015年10月1日木曜日

攀じる女(ひと)

Jに行くと思いもよらぬさまざまな収穫を得ることが多いので嬉しい。
いろんな方とのおしゃべりから得るものも多いし、たわいない会話から絵を描くチャンスを頂けることもあるのだから。
先日は瑞牆山のルート集が出版されたとのことで、その中の2ルートに写真が掲載されているYカリさんからその絵を描いてみないかとの嬉しい提案を頂くことができたのです。なにしろYカリさんはモデル体型で美人ですからこの提案を断ったら一生後悔するでしょうし、まったくもって断る理由もありません。まさに渡りに舟です。
でもその2枚の写真から絵を描くことがいかに難しいかを悟ることになるのですが・・・



攀じる女(ひと)試作 :F6 アクリル

本から写真を撮ったので細かなところががいまいち分かりませんが、さてこの写真から絵が描けるか?と考えた時、ジワーっと不安になってきてしまいました。
なにしろ真上から撮った写真ですからそれを描いても壁を登っているという臨場感は頭の中で変換しなければ到底理解不能です。どうやったらそれを・・・難しい・・。
そこでいっそ現代絵画風にアレンジすることにしました。
描写にまだ不足はあるものの試作としてはこんなところで良しとさせて頂きましょう。
自分としてはF30位の大きさで本制作したいところですが、Yカリさんはこれくらいでって希望されていたのでこの試作で満足していただけたら本作は無いかも・・・

2015年9月20日日曜日

ターシャ・テューダー

先日、何の気なしにテレビをつけていたら見たようなお婆さんが・・んガッ!NHKの再放送番組でターシャ・テューダーを放映しているではありませんか。最初の方を見落としてしまいましたが、実はその後も彼女の特集番組を数日にかけて放送するとのこと。慌ててビデオをセットしてしまいました。
ターシャ・テューダーさんはアメリカの造園家で、絵本作家でもあります。自分の趣味とは無関係ですが、絵を始めてからそのモチーフ探しに本屋さんを漁っていて偶然に彼女の写真集に出会いました。
その表情や身に着けている衣服、生活の場であるコーギーハウスは昔ながらの伝統を守った古いイギリスの農家のよう。そこにいるターシャさんは素敵なおばあさんというか言い方は悪いけれど魔法使いのおばあさんと言った方がいいかもしれないほどのオーラを放っていたのです。
その本をめくっていくと暗い納屋の入り口で花束を抱えたターシャさんの写真が・・・その一枚の写真にほれ込んであれもこれもと数冊の本を買い込みました。

絵を始めたころ、何度かユリの花を描く機会があって描いているうちにゆっくりとそのユリは萎れていくのだけれどなんとか描き切った後に放置されたユリが黄味がかり、やがて茶色に近い色に変わっていくその過程を見ていると、その萎れかかったユリの中にも絵の具で出すことが難しいほど綺麗な色に変わっていくのだなぁと不思議な気持ちになったことがあります。
人、みな老いるけれど綺麗に老いることってとても難しい。ターシャさんを見ているとこんなおばあさんみたいになりたいもんだと思いますね。


飲んだ飲んだ、飲みました。
新潟の酒、右から

金升酒造:碧   「昭和の面影残る蔵が醸す個性的な味わい」 美味しいです。また買いましょう。

市島酒造:秀松  「酒を醸して220余年 こだわるのはオール新潟」 王紋など高級酒を製造しているが、これは中でも一般向けの安酒。首の所に我が家の家紋「丸にもっこう」が付いていたので買ってみた。ま、そこそこだった。

笹祝酒造:竹林爽風 「目指す酒を共有するために まずは名前から」・・竹林に爽快な風が吹いてくる。実にその通りの酒。一押しです。

黄桜酒造:黄桜大吟醸エアホールドパウチ 新潟じゃねーよ京都じゃん!うめーじゃん!パウチじゃん。捨てるとき簡単じゃん!


2015年9月11日金曜日

おかあさん おかあさん :試作 完成

前に水彩の技法でグリザエルとか書いてしまったのだけど、あれ違っていたかな?って考えて・・グリ・・なんだっけ・・・エグザエルでもないし・・で、インターネットで調べるとグリザイユでした。
要するに色を付ける前に影になっているところを黒に近い色で暗く色付けしておくと、後から色を付けるだけで影がついたように見栄えがする、という便利かつ簡便な技法なのですね。
さて、今日は朝からテレビも関東北部の洪水災害がこれでもかってくらいに報じられており、しばらく釘付けになっておりまいしたが、いい加減見飽きたくらいで部屋に行ってみると出しっぱなしの水彩道具が同情するなら水をくれ~!とばかりに寂しい姿で訴えております。・・しょうがないなぁ。で、水を入れて宿題の絵に色を付けていく事にしたのです。

おかあさん おかあさん :水彩 B3

風景もそうだと思いますが、人物もそこに一人しかいない世界に唯一のモチーフですから似ている人はいるのでしょうが、いたとしてもどこかしら違うのでは?という感覚を覚えてしまうものです。たとえば「誰々のそっくりさん」、イチローのそっくりさんとかイノキのそっくりさんとか双子でも姉と妹とか・・
でもこうして描いてしまって関係者がみて「あ、誰々さんね」と言われてしまうほど似ているとなるとどうしても肖像権の問題が出てきますので困ってしまいます。
だから施設に持っていけば好評化とともに肖像権がらみで『もう描くな!』と言われるのではないかと心配にもなってしまうのです・・・困った困った・・・

2015年9月8日火曜日

最後の春 完成

すこし明るくなりすぎたかもしれない。
も少し手を入れる余地はあるのだが、ひとまずこれで良しとし今日、施設に飾ってみます。
ご家族に見ていただける機会があれば、その時に肖像権の了解を頂いた上で題名も
『 母  最期の春 』
として平塚で行われる「平塚文化祭」10/20(火)~10/25(日)に出展しようと思っている。

母 最期の春 F20:油彩

表題を 『 母 ・・ 』としたのには施設のスタッフが数年に渡りお世話したことで生じてきた、ただのお客様以上の感情を表したいとの想いとともに、ご家族へ寄り添う気持ちの表れを表現したかったから。


タコとポテトのラザーニヤ

昼になるとなぜかイタリアンが食べたくなります。
で、冷蔵庫をのぞくとタコがあるではありませんか。んじゃジャガイモもあるしここはイタリアン定番のタコとポテトのジェノバソース和え、ということになります。
すこしガッツリといきたいのでオーブンを予熱している間にポテトとラザーニアを茹でて・・・完成!
やっぱり昼はイタリアン最高!

2015年9月4日金曜日

居室の写真

居室に小さな写真が置かれている。
母を見舞う娘の写真がそこにあった。
いつもお世話をしているその方の娘さんだろう。カーテン越しにやわらかい光が差し込んでおり、娘さんの顔は暗く沈んではっきりと確認することは出来ないが、母に優しく語りかけていることが伝わってくる。
この写真を絵にしたいと思った。
写真のデーターをご家族に依頼しているが・・・はたして許可を得ることができるかは分からない。
で、待っていてもしょうがないのでとりあえず水彩で描くことにした。


おかあさん、おかあさん 水彩:B3

とりあえずグリザエル技法を用いることにして白黒の明暗を付けてみたのだが・・・
勝手に写真を撮ることがいけないことであるのと同じように、勝手に絵を描いてもいけないのだろう。だからご家族の許可が得られなければ破いて捨てるというのが道理だろう。
先日描いた最後の春も同じだと思う。いずれあの作品もご家族に見せたうえで処分するかどうか決めようと思っている。
素人の日曜画家に描いてもらいたいと希望する人も少ないと思うから。

2015年9月1日火曜日

越後妻有 大地の芸術祭(3)

暗闇に目が慣れるまでしばらく待たされた後、さらに階段を上って真っ暗な闇を見下ろす場所に案内された。
そこには薄ぼんやりとほのかな光が三か所ほど闇の中に沈んでいる・・・そして・・・なにか得体の知れないものがその光のどこから湧き上がってくる・・・が、再び闇に紛れてしまう。。
なにか・・・それを知ろうと凝視するのだが・・わからない・・

すぐに分かってしまうものなら芸術にはならない。じーっと見つめ、考えても答えが見つからない。。それが芸術なのかもしれない。
写真は撮れなかったが大巻伸嗣さんの「影向の家」の強烈な印象が心に残った。

モグラの館

モグラの館も印象に残った場所の一つ。
地上の現在があるのも地中のそれがあるから成り立っている。そしてその地中・土や成分を使って芸術を作り上げていく。面白い。

最後の春:油彩 F20

さて、芸術祭の印象を胸に秘めながら自分の作品にも手を加えなくては。
6月に亡くなった施設の方の絵を描いている。その方の最後になる春の一場面を自分なりに描いていますが、こうして写真を貼りつけてみると、まだ生き生き感に欠けるし、身に着けているものにもう少し手を加えた方がよさそう。

2015年8月28日金曜日

越後妻有 大地の芸術祭(2)

昨日まで大地の芸術祭を楽しんできました。1日を実家で過ごしましたので正味3日でしたが、車+自転車を使っての移動でもとても見切れるものではありませんでした。なにしろ数が多い。それと地図が分かりづらい+自分の読図力が貧弱であることに起因するのかも・・ヘトヘトになりました。
でもじっくり楽しめましたよ。多くのアーティストとスタッフが作り上げた大作を一つ一つ巡って驚き、感激し、感心する・・なかなか得られない体験でした。芸術祭は9月の13日まで開催されますので機会があればまた出かけてみたいですね。

次に描く予定の ストリートエンジェル:F20予定

インターネットでちょっと素敵な写真を見つけました。
ブログでの添付写真なのでサイトの管理人さんには正式に許可を頂く必要がありますが、フォトショップとイラストレーターで同じ少女を1枚に組み込んでみました。背景を淡くして2人の少女を浮き出させることが出来ればと思っています。

2015年8月23日日曜日

越後妻有 大地の芸術祭

3年に一度開催される国際芸術祭(トリエンナーレ)が越後のドンヅマリ=越後妻有で開催されています。
昨日からその芸術祭をみてまわっておりますが、なにしろ作品が広大な場所に点在しているために一つ一つ巡って行くのにも結構つかれます。


今年のガイドブック

ガイドブックを見る限りとりとめもないというかちょっと盛りだくさんすぎて迷子になってしまいそう。作品には識別番号がついていてパスポートと呼ばれる帳面にハンコを押して行くのですが、勢いスタンプラリーのようになりがちです。写真の草間彌生さんの作品で葉っぱを叩いてみたらボヤヤ~ンと面白い音がしました。およっ?と新しい発見。以来、作品には触れるさする叩くなどして自ら参加したような気持ちになるようにしています。

2015年8月20日木曜日

安上がりスマホ小技集(2)

外でネットが使えないスマホなんてただの箱、リアルタイムでニュースや交通情報が入って来なければスマホ持ってる意味がない!って方には残念ですが、ここは月々アンダー1500円のページです。異論反論オブジェクションで読んでください。

そもそもの始まりがWifiしか持たない7”タブレットをいかに使い倒すか?という発想からスタートしておりますのでモバイルネットワークを持つスマホへの一種のネタミにも似た憧れからあれやこれやと試行錯誤した上でようやくたどり着いたといった方がいいのかも・・


動画を見る編
確かに気軽にYouTube観たいなってときあります。または映画も・・でもモバイル環境でそれをやったらいやというほどの通信料を払う結果になるので絶対にありえない行為。それは自宅などの無料Wifi環境であきるほど観れば済むこと。
でもよく考えたら自宅のDVDに撮り貯めて時間がなくて観きれない山ほどの録画を持ち出せれば一挙に解決するのでは?・・・はい、スマホに持ち出します。
フリーソフト:ビーン(三段目の左端)を使います。
DVDで録画する時か録画した後で「持ち出し番組にする」に設定します。
ビーン側でその持ち出し番組をダウンロードすればOK。
ちょっとハードルが高いですが、初期の設定をクリアーすればスマホの中にいつでも見れる動画が山のように貯まります。

音楽を聴く編
最近はどこでも好きな音楽がダウンロードできますが、これも外でやってはいけない事例の一つ。
今ではインターネットラジオでなどノイズのほとんどない放送が提供されていますのでこれをあらかじめ録音しておいて後で聞くという・・・
フリーソフトの「Raziko」(上段左2)を使って録音します(※1)。関東のFM放送を探せば自分の好みの番組がきっと見つかるので寝ている間に録音した番組を好きな時間に聞くことができるのですから実にグーなのです。
ちなみにオジサン的にはシャーリー富岡の「洋楽80s」やナベサダの「ナイトゥリーユアーズ」、またはボサノバ系の「サウジサウダージ」なんかがオキニイリ。
※1:150円程プラスで録音制限を解除します。

語学番組で鍛える編
音楽を聴く編での録音機能を使っても良いのですが確実に録音させるためにNHKがネットで配信している一週間分の語学放送を一挙にダウンロードします。
パソコンとのコラボになりますがCaptureStreamというフリーソフトを使えば好きな語学番組をワンプッシュでダウンロードできます。一週間のうちいつでもいいのでこれをダウンロードした後でスマホに転送して後から聞けるので超便利です。(二段目左1)

旅する編
平地を行くならグーグルマップ。野山を歩くなら地図ロイド+山旅ロガーを使います。地図のダウンロードに多少の時間がかかりますが高価な山岳地図を購入する手間と時間が省けます。
ちなみにこれらはGPSだけあれば動作しますので通信費の心配はまったく不要です。山の中で地図と磁石でエート・・とやっていた時代が懐かしい!


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2015年8月16日日曜日

安上がりスマホ小技集

スマホはもとより携帯でもビックリするほどの利用料を払っていてむかついたことありませんか?5000円?1万円?えーっ?それ以上ってウソでしょ?
すでにあちこちにアンテナは設置され、これ以上インフラに掛かる費用もないはずなのに料金は下がる気配すらない。しかしテレビでは白戸家をはじめ通信会社の宣伝で埋め尽くされています。これっておかしくない?その宣伝料ってどこからって思いません?
そこでスマホ初心者ながら7”タブレット使用者としての経験から自らの省エネ、低料金化への試みのご紹介です

基本的考え方:家でワイファイ、外ではネットを使わない。
寂しいと思うかもしれませんが外でダラダラとゲームやネットサーフィンしていても右から左でただの無駄、通信料と時間の無駄遣いでしかありません。ただのバカになるだけ(言い過ぎ!)どうせならもっと賢くなりたいと思わなくっちゃネ!
そこでDVDにとりためた動画をスマホで観るとかNHKの語学番組を聴くとかけっこう使える道具になるのですヨ! ま、その方法は後日公開として。。。そしてつまりどうしようもない時に一時的にモバイルネットワークを有効にして、通信が終わったらすぐにこれを禁止する。メールの送受信や乗り換え検索で使えますよね。でもこれだけなら通信料はほとんど掛かりません。
ナビアプリもナビタイムなどは一回の使用で通信料の上限に達してしまいますがグーグルマップならGPSで目的地まで連れて行ってくれますからワイファイできる所からスタートすれば通信料ゼロ!どつぼにはまった時だけモバイルネットワークで助けを求めましょう。
そして電話は・・・掛かってくるのは向こう持ち?掛けるときはスカイプで通信料はほぼゼロ。で相手もスカイプ使えればタダで顔見ながらおしゃべり出来るって便利な時代になりました。かわゆい孫との会話もホレ近いのお。感謝!
目指せ月々アンダー1500円!

2015年8月15日土曜日

越後妻有トリエンナーレ

トリエンナーレとは・・・3年に一度開催される国際美術展
そのトリエンナーレが新潟の魚沼のドンヅマリ・・越後妻有(つまり)で開催されています。7月から9月まで開催されるこの美術展「大地の芸術祭」に8月の末に休みを取って行ってみようと思っています。
トリエンナーレ(3年ごと)やビエンナーレ(2年ごと)などの催しが日本各地で行われます。福岡、神戸、横浜、瀬戸内、そして今年は新潟の妻有なのです。妻有も愛好家の間では有名らしいので一度行ってみたいと思っていました。楽しみです。新潟の旬の食べ物やお酒を楽しみ、得体のしれない4次元芸術に消化不良と腹痛を起こして痩せて帰ってくるのではと心配でもあります。



定評のあるミノウラのスマホホルダ キッチリ固定できました

先日調達したスマホをチャリに固定するのにスマホホルダーを購入してみました。やはり定評のある日本製ミノウラのホルダー。でも脱落が気になって少し補強してみました。これで野山の悪路でも駆け巡れそうです。妻有の旅が待ち遠しいナァ~。


最後の春製作中
写真を見ながらアクリル絵の具で下塗りをしてみました。いれるつもりのなかった車イスも構図的に必要かな。も少ししたら油でしっとりと仕上げていきましょう。


2015年8月10日月曜日

スマホデブーしました

家ではパソコンもあるし7”タブレットもあって、時々このタブレットを持ち出して絵のモチーフを探す旅をするのが楽しいのであります。
しかし通話やメールを頻繁にするわけではないのですが、まだ隠居したわけではないので社会人としての保険みたいな位置づけでガラケーを持たざるを得ないのです。ただ気になっていたのはこの保険を維持するのにかかる費用がガラケーの最低料金を目指してもなんだかんだで1700円位かかっておりましたから実にイタイ!のであります。・・ちりも積もれば山となるし、タブレットで旅をする時にもマップの更新に無料Wifiのあるセブンかローソンが近くにないとそれもままならないし・・
で、いろいろ検討を重ねた末にDMMの安いコースでスマホを利用することにしました。いままで通りの使い方なら料金は月々1200円程度らしいし、スマホは最新型のアスス:ゼンフォン2で5.5インチ画面でマップも見やすい。これならトレランで山を駆けるときにも役に立ちそうです。


リヨン旧市街:油彩P10

タブレット一丁でフランスの一人旅をするなんて、ちょっと無謀ですよ。でもその時に撮りためた写真が絵を描くモチーフとして随分役に立っています。
リヨンの駅を降りてから旧市街を目指し、うろうろしながら写真を撮り続けました。この時すでにタブレットの地図の更新ができない状態だったので今日泊まるホテルの位置も分からずに内心ドキドキしていたのです。このあと大きな公園にあったインフォで地図も更新できたしホテルの場所を教えてもらえたことでなんとか命がつながりましたヨ。
フランスはホテルはもとよりカフェやインフォでも無料Wifiが使えるので度胸さえあれば楽しい旅ができますネ。

2015年8月6日木曜日

まったりと過ごしております

はい、この年になると焦って何かをしなければならないということもありません。
ごくごく普通の日々をまったりと過ごしております。
先日の「最後の春」は悩んだ末、描くことにしました。描いた結果としてご本人とは似ても似つかない人になってしまうかもしれないし。。。施設の人が思い出してくれるように描ければいいのですが。
ただし、今現在はほかの絵を描いている最中なので「最後の春」はもう少し先に・・

白魚の塩辛:金沢

新潟へは行き帰りのアプローチの途中で休憩するサービスエリアでは新潟はもとより富山・石川など日本海の海の幸をゲットするのが楽しみです。
今回は金沢の白魚の塩辛。これが合うんです、酒に!
新潟の甕覗(かめのぞき)のえにゆわれぬ深~い味わいに、この透き通るような白く甘さを帯びた魚体の塩っけが絶妙な調和を醸し出します。
甕覗の味をうまく表現できません。姪っ子からもらった新潟日本酒手帖によると・・
「適度なコクと後味のキレの良さを持つ」とこれまたシンプル! ・・新潟の酒:多くを語るなかれ。。

2015年7月24日金曜日

最後の春

勤務先でお世話していた方が亡くなった。
仕事柄、最後をそこでお見送りすることもあると思っていたのですが。。

今年の春、満開の桜を見せてあげられる機会があった。勤務先でスタッフのやりくりをつけてもどうしても全員に桜を見せてあげることは難しい。そんな中、これを逃したらもう桜が散ってしまうだろうと勤務が休みの日にボランティアでその方をお誘いした。
車イスを押して団地の横を通り過ぎようとしたら、「あそこに見事な枝垂桜があるよ」とおばさんが教えてくれた。そこに着くとまさしく小ぶりだがとても綺麗な枝垂桜が青い空に映えていた。
容態が悪化したのはそのあとしばらくしてからだった。老衰と診断され、ご家族の希望で施設での看取りを要請された。
携帯に何枚かの写真が残った。その中の一枚に、枝垂桜を背景に満面の笑顔でたたずむその方がいた。その方の笑顔を描きたい。でも勝手に描いて良いものだろうか。・・悩んでいる。


㈱萬寿鏡酒造 黒瓶 甕覗(カメノゾキ)

先日、新潟に帰りました。母も高齢ながら元気でなにより。
新発田の酒屋で何本か酒を買ってきた。これは本当は甕に入っている酒の継ぎ足し用なのだが、一度飲んでみたいと思っていた。夏なので少し冷やして飲みたいと、おフランスから買ってきたオイルボトルに入れてみた。。ちょっとハデかな?

2015年7月5日日曜日

勘違いでした

入選したって連絡がきて同時に表彰式とレセプションの案内なんかも入っていたからてっきり何か賞でも頂けるのかと思っていましたが、全くの勘違い。ただ展示されるだけってことでした。まったく~表彰式の案内なんか付けんなよ~って感じです。
まぁ展示してくれるだけで良かった~って安堵して良しとしましょう。ダメだったら5千円取られてオシマイ!らしいので。。ちなみに知り合いの人は残念なことに速攻で撤収することになったそうで。。
さぁ今日は雨ですがちょうど良いです。カミサンと鎌倉芸術館へ見に行きましょう。


バーラが咲いた~バーラが咲いた~真っ赤なバーラ~が~

朝~顔が咲いた~朝~顔が咲いた~ピンクの朝~顔~が~
ゴーヤも生った~ゴーヤも生った~真っ青なゴーヤ~が~

雨なのに・・きれいな朝顔が今日初めて咲きました。花目もたっぷりでこれからどんどん咲いてくれるでしょう。緑のカーテンはまだスカスカですが、これから暑くなって来ればもっとびっしりと葉が茂ってくれるのでしょうか?ゴーヤも小さいのができて少しずつ成長していますから簡単酢につけてピクルスにするのが楽しみです。






2015年6月29日月曜日

入選しました

先週の金曜日、鎌倉芸術館へ作品を持ち込んでからの週明けの今日、うれしい通知がありました。公募展への出展2回目にして初の入選です。・・てか早すぎ?
前回の藤沢ではモチーフが写真だったためか細かく描きすぎてパッとしない絵になってしまいました。それを踏まえて今回は・・・。
建長寺に行かれた方はご存じと思いますが、法堂(はっとう)の天井画は実にすばらしいものです。これ、小泉淳作氏の雲竜図で他の現存する龍の絵では断トツの作品、他の追随を許さない作品と思えます。そしてその真下にあるのがインドから寄贈されたといわれる釈迦苦行像、でも万一のためレプリカが展示されています。
これを見たとき、確かに「いいなぁ~。描きて~、描いてみて~」と思ったのですが、離れた場所から写真をとってもなんとなくパッとせず手を出せませんでした。しかし公募展への出展を思い立ってから鎌倉へ出展するとなって、要するに鎌倉にちなんだ絵を描くことにしてネットでモチーフを探し、結局は天井画と釈迦像のコラボに決めたのですよ。
元ネタはもちろん写真です。
天井画の一番見事な写真と、釈迦像の一番ドキッとする写真をフォトショップでそれぞれ切り取ってイラストレーターで組み合わせて位置調整し構図を決める。あとは想像で五色幕を周りに配置した図を水彩で描いたあとパステルで暗黒の闇をグレージングして仕上げするというのが今回の作品です。
鎌倉美術展は7月1日~7日まで鎌倉芸術館で。湘南周辺の美術家の作品が多数展示されますのでぜひご覧ください。


お休みの昼になるとなぜかイタリアン的なものを食べたくなりますよね。とくにパスタなんかは定番です。今回は余ったゴーヤでゴーヤラザーニアを作ってみました。もちろんレシピなしの自己流ですから味がどうなるかは不明でしたが、まぁホロニガでそこそこ美味しかったすよ。
ベランダの緑のカーテンも成長華々しく、ゴーヤも朝顔に追いつけ~って感じで伸張していますのでそのうち新鮮なゴーヤサラダとゴーヤラザーニアで緑のバリエーションが味わえそうです。

2015年6月27日土曜日

絵画展のお知らせ

我が家の緑のカーテンも勢いよく成長を続けております。
1号、4号のゴーヤもそこそこですが、3号朝顔がもうネット最上段まで上り詰めて横行を始めております。2号、6号朝顔もそこそこ伸びていますが5号朝顔だけが15センチほどで停滞したままいまだにのんびりとあたりを伺っております。毎朝「がんばれ~」って声を掛けているんですが・・・。



先日お知らせしましたが、7月1日(水)~7日(火)まで大船駅前の鎌倉芸術館で鎌倉美術展が催されます。自分も1枚出展しておりますし、この展覧会は湘南・鎌倉地区の美術家がこぞって出展しますので結構見応えがあるのではないかと思っています。
出展される絵画も最大が30号までなので、あまり大きくない自分の作品でも並べてもなんとか遜色ない大きさだと思います。
ただ、前回の藤沢で感じたのですが、いろいろなものと並べると自分の作品などはどうやら視点が違うなぁ~っと・・、てか絵画展向きじゃないなぁと思いましたヨ。はい、ズレてます。
今回もズレっぱなしでの出展ですから。。


自分が通っている学校の絵画展です。7月20日(月)~26日(日)まで開催されます。生徒さんの作品ばかりなので上手い下手たくさんあって素人さんが見ても「これはねぇ~」って作品ばかりですが、逆に考えればなんか自分でもなんとかなりそ~って気がしてくる展覧会です。

2015年6月23日火曜日

緑のカーテン

施設のベランダに緑のカーテンを育てています。とは言ってもネットとプランターを設置してゴーヤと朝顔を種から・・お客様に育ててもらっています。自宅のベランダも夏の午前中は鉄板焼きの上にいるような状況なので、施設で余った苗をもらってきて自宅にもネットとプランターを設置してみました。
勢いのよい苗はみるみる育って施設の倍ほどに成長しており、少し罪悪感を感じるほどになっております。
が、・・残念なことに生活環境を維持するためにとネットを設置した場所がお隣さんの近くとなり、日の差す角度からお隣さんちの緑のカーテンとなってしまいました。あ~あ・・。


さて、藤沢市展も終わったし、鎌倉市展の絵も済んであとは出すだけ。。次は学校の展覧会用に2枚なんとかしなくてはなりません。
1枚はキャロラインさんか孫娘のどちらかで良いかな?。2枚目は前回モデルさんになってくれた若いお嬢さんを自分なりに超々写実的に描いてみようかな~っと思っております。

2015年6月11日木曜日

釈迦苦行像と雲竜図に挑戦・・完成

5月の初めに施設のベランダに朝顔とゴーヤのカーテンを作ろうとネットを張ったりプランターを設置したりと少しずつ作業をしています。
ポットに植えた朝顔とゴーヤの種から双葉が出て少し伸び始めたらプランターに移して、それが少しずつ成長し始めているのを見るとなぜかウキウキしてきますね。
いろんな種をごっちゃに植えたので成長の速いものとなぜか力を蓄えているのかのんびり過ごしているものもあり、どんなカーテンができるのか楽しみです。


F25:水彩+パステル  釈迦苦行像と雲竜図

さて4月から取り組んでいた絵が完成しました。
まぁ、出来はイマイチといえばイマイチで頑張った割にはあまり飾りたくもない代物になってしまいましたが、出展用としてはこんなもんで良しとしましょう。
絵の元となった天井画も釈迦像もほとんど白黒のモチーフだったのでそこにどんな色を付けていったら良いかと悩みに悩んだ結果がナンダこんなもんかって感じ。デッサンの時にはもぅ少しドキッとする絵になるかと思ったのですが・・・。

鎌倉市展:7月1日(水)~7月7日(火)、場所:大船駅から約10分、鎌倉芸術館ギャラリーに出展します。

2015年6月2日火曜日

釈迦苦行像と雲竜図に挑戦・・その3

F沢市の市展に行ってきました。
改めて湘南周辺の芸術家の層の厚さに圧倒されると共に自分がその土俵にものれていないことを痛感しましたよ。マッタク。。土俵にたどり着く前に花道で滑った感じ・・汗で。。
でも今回はいい勉強になったと思っています。
やはり良い作品と並べてみて初めて自分のダメなところが分かった感じ。。
まあ今回はこんなもんで良しとしておきます。自分なりに。。


釈迦苦行像の製作も佳境に入っています。
修正はさておき、やっと龍の全体が終わりましたし、釈迦にも筆が入りました。楽しみだ。

2015年5月21日木曜日

釈迦苦行像と雲竜図に挑戦・・その2

五月病でもないし、まったりとした日々を過ごしている訳でもありませんが、このブログも休眠状態ですね。その理由は・・・
K倉市の市展へ出品しようと取り掛かった釈迦苦行像と雲竜図もデッサンのときには「こりゃ楽だな」とたかをくくっていたのです。しかし、いざ龍から進めるべとウロコを描きだした途端にとんでもなく時間が掛かることに気が付いてしまったのです。
とにかくウロコ一枚々にグラデーションを施していくという気の遠くなるような時間。一日に3時間絵筆をとってもウロコ2~30枚くらいがせいぜいで、約10センチ四方に色をつけるのが精いっぱい。
そもそも龍の色ってど~んな?って誰も見たことないし・・でインターネットでいろいろ調べても以外に単調で龍自体の表現も稚拙なものが多いのに驚きます。
では、鎌倉建長寺の雲竜図はというと・・これ実にリアル。龍を描かせたら小泉淳作画伯を超えるものはなかなか見つかりません。ただし、墨絵ですから色が不明。どんな色をの雲竜図に付けたらリアルに見えるのだろうか?・・と悩むことやく1ヶ月。でもまだ終わっていないという・・締切まにあうかな?


F25:とりあえず龍の2/3くらいですか

ところで来る5月26日~5月31日にF沢駅ビルはルミネの6階、F沢市民ギャラリーにてF沢市の市展が開催されます。自分も1枚出展していますが、今回は評価されなかったようです。
近くにお越しの際、お暇なら見ていってくださいね。

2015年5月2日土曜日

那智勝浦へ行ってきました

連休前に束の間のお休みを頂いて遠路和歌山の那智勝浦へ行ってきました。
自宅からすぐの新湘南バイパスに乗ってそのまま東名、第二東名、伊勢湾岸、紀鷲自動車道、その後も今年開かれる和歌山国体を目指してか断続的に自動車専用道路が敷設されており、大してスピードも出さずに行きは9時間、帰りは8時間の小旅行でした。
宿も義息の勤務する(昔の)老舗旅館では超一級の部屋に泊めていただきました。この部屋は昭和天皇が宿泊したとのことでここ勝浦でも有名です。ただし、それは今は昔の話でして・・。


         天皇の御室                              勝浦の港


那智の瀧

久しぶりに子や孫と再会できたし、勝浦へ引っ越しした家族の生活が順調であることを確認出来たこと、向こうのご両親に会えたこと、そして現地が温暖で過ごしやすく、町にも活気があって決してさびしい田舎町でなかったことなど嬉しい発見がいっぱいで楽しい旅行となりました。
I井さんが泊まったという青岸渡寺の宿坊の近くからはお話のとおり那智の瀧と三重塔がドンピシャの構図でフレームに収まってくれました。