2016年9月10日土曜日

大菩薩

台風(熱帯低気圧)一過で晴れ渡る予定の関東地方。久しぶりに思い切って輪行することにしました。
自宅をまだ暗い4時半に出発。最寄りの駅で自転車を解体して始発の小田急に乗車。あとは一路甲府方面を目指します。



先頭車両の様子

中央線の先頭車両は平日なのに旅慣れた輪行マニアでほぼ自転車専用車両と化しています。一般の方には非常に迷惑なこととお察ししますが、許される範囲で肩身を狭くして利用させていただいております。


塩山から少し登ったところのお屋敷

大月でたぶん河口湖方面と思われる一部の輪行愛好家が下車しましたし、自分が下車した塩山でも他に一人下車しましたが、あとは多くの方がまだ先の目的地に行かれるようでした。八ヶ岳方面でしょうかね。
塩山で自転車を組み立て、一路大菩薩方面へ。標高差1000メートルの柳沢峠まではゆっくりと自転車を進めます。さすが土建王国の山梨県ですね、数十年前に来たときの道は面影もなく、真新しい道路が上へ上へと峠の手前まで延びつづけています。


柳沢峠を越え奥多摩湖の端に着きました

実は今回は輪行をするという目標の他に、ザックを背負わない、という課題にも挑戦してみたのですが、当初のアイデアは実行の最初でうまくいかずに却下となり、試行錯誤して不安定ながらハンドルに無理やりククリ付けて何とか走行しています。結局最後までこのスタイルで押し通してみましたが、使用感はイマイチながら疲労感は背負うよりもうんと軽減されたように感じます。


奥多摩湖のダムに着きました

今回は塩山駅から柳沢峠を越えて八王子駅まで、途中青梅付近ではダンプカーの追い越しの恐怖を味わいながらも距離約100kmを快適に走行することができました。この程度の輪行なら体への負担も少ないし楽でいいです。ザックの固定がうまくいったら泊りでの輪行も計画していきたいですね。


滝山街道の旧トンネル

途中のトンネルの落書きだけれど、日本の文化に落書きはないんだよね。先日も渋谷駅前の観光用車両に落書きした外人グループがいたようだけれど、これをやる人間はまったく芸がないというしかありませんね、車両を水拭きしてきれいにするくらいなら拍手喝采なんだけれどサ。
海外では落書きだらけでそれが町の味わいになっているところもあるらしいけれど、自分から見るとクッダラネーことしてんなぁ~って感じ。これを文化や芸術だとおもっているワカランチンにはみっちりとお仕置きしてほしいものです。(あくまでも個人的感想です。)

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