2021年11月1日月曜日

丹沢縦走てん末記

シフトが連休になったので以前より行きたかった丹沢の縦走をする事に。

御殿場線の駿河小山駅からバスで明神峠、そこから富士山を左に見ながら延々と歩いた。

心配しすぎて予定の2.5Lより多い4Lもの水を背負ったせいか、畦ガ丸まで頑張るつもりが菰釣(こもつるし)山でダウン。脚がもう嫌がっています。

それでも水がまだ足りないかもと心配で前日のジェイでは自分の道具入れを漁ってチョーク袋を探したのだった。このチョーク袋、フレキシブルな水筒として再利用できるのだが、無かった、残念。・・そんな所が無駄に心配性なジジイになったってことか。

とにかく菰釣の避難小屋には着いたが気力が先行して体力が追いついて来ない状態。
水が重かっただけではない。ここ丹沢周辺ではテント泊は禁止であるが、昔からの癖でたとえ避難小屋であっても中にテントがはれれば暖かいからと、テント用具一式も背負って来ていた。
ま、そんなこんなで重量オーバー状態での登山でありながら、最初からガシガシ歩きがあだになった。

明日は早出をしたとしても予定通りの行動は無理だな。
せっかくだから背負ってきた水をこれでもかとばかりお湯にして隠し持ってきた黒糖焼酎で超薄いお湯割りにして1Lほど飲み続けた。

避難小屋は夜になると男2人と男女ペアの2組が加わり、賑やかに。
自分はもう夕飯も食べ終わり、隅に小さくなって寝る体制。
しかし、他者は食事やらゆうげの語らいで隅に転がる自分をかえりみることもなく延々と談笑を続けている。
その談笑がいつ終わるのかと待ちつつ、人間模様を観察するのも単独行の楽しみ。

男2人組の話は一つの議題に意見を交わすのではなく、脈略もなく口からでる言葉に自分で笑い、相手も笑いで応じ、また他者がそれに全く無関係な脈略もない言葉が口をついて出て自分で笑い、他者が応じるという、得体のしれないグループを構成していたし。

またチラ見すれば男女ペアはその存在を感じさせないように二人並んで壁に向いて手を合わせ、じーっと息を潜めている。・・ウッ・・コワッ(@_@;)

とにかくもまだ明けやらぬ朝を迎え、早出で出発し次の避難小屋(宿泊予定だった)を目指す。
ところが、最初こそ昨日の疲れが取れたような気がしていたが、進むほどにあゆみに違和感を覚え、こりゃだめだという結論に。

今日は天気も思わしくなく、雨も振りそうだからと理由をつけて縦走を中断して下山を決定。畦ヶ丸からビジターセンターへ下ることに。
VCの到着時には足はヘロヘロ状態で結果オーライってとこか。
雨も降り出した松田駅前で松美酉の新酒を2本ゲットして帰路に着いた。

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