2015年10月1日木曜日

攀じる女(ひと)

Jに行くと思いもよらぬさまざまな収穫を得ることが多いので嬉しい。
いろんな方とのおしゃべりから得るものも多いし、たわいない会話から絵を描くチャンスを頂けることもあるのだから。
先日は瑞牆山のルート集が出版されたとのことで、その中の2ルートに写真が掲載されているYカリさんからその絵を描いてみないかとの嬉しい提案を頂くことができたのです。なにしろYカリさんはモデル体型で美人ですからこの提案を断ったら一生後悔するでしょうし、まったくもって断る理由もありません。まさに渡りに舟です。
でもその2枚の写真から絵を描くことがいかに難しいかを悟ることになるのですが・・・



攀じる女(ひと)試作 :F6 アクリル

本から写真を撮ったので細かなところががいまいち分かりませんが、さてこの写真から絵が描けるか?と考えた時、ジワーっと不安になってきてしまいました。
なにしろ真上から撮った写真ですからそれを描いても壁を登っているという臨場感は頭の中で変換しなければ到底理解不能です。どうやったらそれを・・・難しい・・。
そこでいっそ現代絵画風にアレンジすることにしました。
描写にまだ不足はあるものの試作としてはこんなところで良しとさせて頂きましょう。
自分としてはF30位の大きさで本制作したいところですが、Yカリさんはこれくらいでって希望されていたのでこの試作で満足していただけたら本作は無いかも・・・

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