2017年12月13日水曜日

老老介護

母のベッド。いままで居間から一番離れた奥の部屋にあったベッド。冬の新潟は寒い。そのベッドを、少しでも暖かいようにと居間の隣に引っ越しする。

場所だけの移動はそんなに難しくはないのだが、年老いた母親にとっていままでの場所から違う場所での寝起きはたやすいことじゃない。

場所の移動を行った後、数日一緒に過ごす。
そして寝起きに支障がないようになれば・・


寝床だけの問題ではない。
いままで出来ていたことも出来なくなってくるのだが、それでもなんで?とおもうほど変なこともする。

老いて歳をとればとるほど自分なりのこだわりも出てくるし、それを否定せずに受け入れ、少しずつ少しずつ変化修正していく。
いままで通りのことが続けられるよう、自分も協力していかなくては。


歩ける!と強情をはるは、寒くない!と厚着もせずに外にでたものの雪のチラつく寒さに凍える母。見かねた姉が厚手のスカーフを肩にかけ、ヨッコラよっこらと近くのレストランまで歩いてきた。

あと何度、このイタリアンをたべれるのかな。

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