2018年8月13日月曜日

古里の山は・・

少しずつ家の片付けも進んできた。昨日、お盆には1日早いが姉、母と共に父の墓にお参りに。


家に戻り、いよいよ核心部である居間の茶箪笥の整理を。母のいる前で堂々と作業をするのもはばかられるのだが仕方ない。

中身を一旦ぶっちゃけて、いるいらないと分類していくその中に、安物の表札が・・

どうやら郵便局がらみの詐欺商法のカモにされたんだろう、そのプラスチックの表札の家主に自分の名前が書かれ、同居人に母の名前が書かれている。


4人兄弟の末っ子として生まれた自分は他の兄弟がうらやむほど大事に育てられたようだ。しかし跡取りとして育てた息子は父母の意に反して郷里を離れた。酒飲みの父を避けるように。


関東で結婚し、子供も授かった。やがて子は育ち結婚し孫も生まれた。幸せだった。安物の表札だが、自分が得たその幸せが母の我慢と忍耐、そしてあきらめの気持ちで支えられていたんだと思うと涙が止まらなかった。


五頭山

母がデイに行ってる間にピークハント出来ればと思ったが雨降って、チャレンジ終了この次だ。


古里の山に向かいて言うこと無し、古里の山は有り難きかな

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